「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

コーヒーとチョコレート

2011-02-13 | 
スターバックスが開いているコーヒーに関する講習会があります。美味しいいれ方や、ワインでいうところのマリアージュ、食べ物との相性を試す「フードペアリング」など。そのバレンタインバージョンであるチョコレートとコーヒーの相性についての講習会に参加してみました。もんろーさんからの情報です。

コーヒーは好きですが、あまりペアリングを意識したことがありません。そもそもワインもそうですが、比較対象、飲み比べがないとなかなか個性、特徴を意識することはあまりありません。というか、しにくいですよね。

まず新鮮だったのは香りやコクを比較できたこと。定番のハウスブレンドとカフェベロナ、イタリアンローストでコクがこんなに違うのか、と驚きます。まあ、深煎りしたほうが苦味やコクが強いのだろうと、知識としては知っていたのですが、やはり百聞は一見に如かずです。ハウスブレンドはやはり酸味があるのですね。

同じコーヒーでミルクチョコとビターチョコとを比べるとこれまた驚き。カフェベロナではミルクチョコと渾然一体となるような、お互いがお互いを引きたてあいます。チョコレートの柔らかな甘みとベロナのややローストした苦味の相性が抜群です。ビターチョコだと、ややコーヒーが負ける感じになります。一方、イタリアンローストはビターチョコが良かった。チョコレートのもつ苦味をうまくコーヒーが引き出す感じ。ミルクチョコだとぼやけるんですよね、もちろん、それなりに美味しいのですけど。

さらに、チョコレートマカロンやザッハートルテ、チョコレートマフィン、ラズベリーココアビスケットなどと合わせていきます。コーヒーによって同じお菓子でも酸味を強くかんじたり、甘みが増したり、香りが強まったり弱まったり。不思議! 特にザッハートルテにホイップクリームをつけて食べる時とつけないときで、感じ方が違います。お気に入りはザッハートルテホイップクリーム添えでベロナを楽しむ組み合わせ。これはハマります。ホイップの柔らかさが、ベロナのコクと合って、追い討ちをかけるようにザッハートルテの苦味を引き立てつつお互いを高める感じ。ステキ!

ラズベリーの酸味と、グアテマラカシシエロとの相性もよかった。ラズベリーの香りが華やかに際だつ感じ。グアテマラカシシエロはホイップぬきのザッハートルテとの苦味の競演みたいな感じが印象的でした。

いやあ、いままであまり意識していなかった組み合わせ。これからはちょっと試しつつより美味しくコーヒーを楽しめるような気がします。スタバの「本日のおすすめ」が二種類あるのもこうしたペアリングを楽しんでもらう狙いとか。なるほどね。

こうしてスタバにまた行って楽しみたくなるわけですから、なかなかこの講習会は客にもお店にも美味しい試みかと。ほかの講習会にも参加してみようかなあ。やはり人生、いろいろと体験することで世界が広がるものだと、ちょっと大げさかもしれませんが感じましたよ。

しらすわっぱめし

2011-01-30 | 
車を手放して久しいので本当に久しぶりに東名高速の足柄サービスエリアに行きました。御殿場のアウトレットパークのすぐ近く。以前のイメージはくすんで小汚いでしたが、今回はびっくりしました。昨年リニューアルしたそうで、小奇麗。スターバックスや柿安、吉野家といったお馴染みのお店や、B級グルメの覇者「富士宮焼きそば」、地元の食材店などが入り、洒落たサングラス店もはいっています。雰囲気は近くのショッピングモールのようです。

温泉や上り線側には宿泊施設(!)まであり、SAを単なる休憩場ではなく、遊ぶための目的として考えて欲しい、ということのようです。地元の人も利用できるようにと、高速道路を利用しなくても地元側からでも入れるようになっています。ドッグラン施設も。ほんと、SAのイメージが変わりますね。

そこで食べたのが写真のわっぱめしです。その場で蒸気を通して暖めてくれ、駿河湾のシラスをたっぷり。生姜味と卵焼きの甘さも利いていて、大変おいしかったです。柿安のおはぎも甘さが適当で上品。ご飯より餡子のほうが多いぐらいでした。

富士山を真正面にみるテラスもあって、これは滞在時間が長くなりそうな気がしますが、ちょいと気になったのは渋滞です。滞在時間が長い人が多くなれば当然駐車場が足りなくなり、本線にまで車が溢れます。高速道の本義は物流、人の移動をスムーズに安全にというのが役割かと思うのですが、ちょいと利益追求に走るとなんだか本義に影響を与えてしまいそうな…。ま、SAが快適空間になることは大賛成ですので、いいのですけど。あと、車の駐車の方法が通常は頭からでも駐車スペースに入れるはずなのに、ここではバックでしか入れない。これは渋滞をさらにひどくしそうです。改善の余地がありそうですね。

久しぶりのドライブでした。

マーベラスクリーム

2010-06-07 | 
おいしくて、目でも楽しいアイスクリームと評判の「マーベラスクリーム」を食べてみました。-16度という大理石の上で、アイスクリームとベリーやナッツなどのミックスアイテムを混ぜ合わせて見せてくれます。ま、一種のパフォーマンスです。

確かに目で楽しみ、お味も濃厚で、独特の食感。ただ私が注文したベリー入りのは、ベリーがまさにフローズン状態で味がやや水っぽくなってしまい、残念。でも、全体的には濃厚な、まるでケーキのような味わいで贅沢感いっぱいでした。お値段的にまあ微妙な線ですが、どうせアイスクリームや生クリームを思い切り食べるのならこうした商品もアリかな、という感じがしました。ダイエットしたい人にはきっと大敵だとは思いますけど

室町半熟かすてら

2010-06-06 | 
最近、世の中のお菓子は「半熟」がトレンドのようですね。先日アップしたチーズケーキに続き、今日は「室町半熟かすてら」をいただきました。

表面はやわからく焼きあがったスポンジのようなものですが、断面を見ると濃いめの黄色の部分がめにつきます。口の中にちょっと、べたっとつっくつような食感で、味もこの黄色い部分が最も甘い。ザラメとも蜂蜜とも違う、なんともいえない濃厚な甘さです。食感、味わいともに階層があるので、いろいろに楽しめる感じがしますが、まあ私的には、素直な文明堂のようなカステラで、紙の部分に濃厚な甘さと、ときに砂糖の塊を感じられるほうが好きですね。

先日のチーズケーキは半熟が絶妙でしたが、これはまあお値段を考えると、もういいかな、という気がしています。

IH対応タジン鍋

2010-06-04 | 
いやあ、ついに出てきました。IH対応のタジン鍋。欲しかったんです。でも、我が家はIHのため、ながらくタジン鍋は買いたくても買えなかった。でも、イトーヨーカ堂でIH専用のタジン鍋が発売されていて、即購入です!

これで手抜きができるぞなにせ基本は野菜と、味付けした肉や魚をいれて蒸せばいいだけなんでしょうから(この認識が甘いと思う日が来るかなあ…)。ま、これでまた一つ料理の楽しみが増えましたよ。

ゲゲゲのキャラメル

2010-04-08 | 
新橋駅の近くに鳥取県のアンテナショップがあります。NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」は久しぶりにヒット!!! ストーリーも、役者もそろっていますね。前作は1ヶ月も経たないうちに見なくなった、とんでもない駄作というか、作品と呼ぶのもおこがましいほどの低レベルなドタバタ遊びだっただけに、期待度高いです。ま、だからというわけではないのですが、このお店にふらりと立ち寄りました。やっぱり目に付く鬼太郎グッズ。今日購入したのは、210円のキャラメルでした。



ネズミ男版はおイモベースです。写真の裏はネズミ男が屁をこいている絵でした。他にもストロベリー味の目玉オヤジ、牛乳ベースと思われる一反木綿版もありました。こういうお笑い系の食べ物ってつい手を出してしまうんですよね。あ、お味はごく普通でしたよ。

お料理

2010-03-22 | 
最近、料理をする機会が多い。別に家庭内に何かあったとかではなく、「今夜は家呑み」(行正り香さん著、朝日新聞出版)を手にして以来、なんというか、けっこう「オレって料理上手?」と錯覚してしまうほど、驚くほど簡単に見栄えよく、かつそれなりにおいしい料理ができてしまうのです。だから単純な私は料理にはまっているというわわけですね。

で、一ヶ月ほどたったので、そろそろ購入してもいいかな、と思ったのがプジョーのペッパーミル(蛇足ですが、あのプジョーがこういうものも作っているんですね。意外な感じ)。料理にコショウを使うことが多く、せっかくならひいたものを使いたい、と思ったしだいです。18センチと手ごろな大きさのものを合羽橋で購入してきました。

早速つかって作った一品が、なぜか唐突に上記の本のメニューではなく、手羽先でした手羽をたくさん購入し、ネギの青い部分、生姜、冷蔵庫に転がっていたセロリのきれっぱしを入れて、あくをとりながら煮込みます。コラーゲンたっぷりの手羽先スープの出来上がり。大量なので冷蔵庫に保存して数日は使えそうです。

で、出汁をとったあとの手羽を、レモン汁とすりおろしたニンニク、醤油で「手羽先」にします。ここでペパーミルの活躍となるわけですね。できたてよりも少し時間をおいて、馴染ませたほうがレモン汁が馴染んでおいしいですね。ビールが進みます。スープもおいしく、春野菜を入れて少し塩味で調整していただきました。これでコラーゲンはバッチリ! プリプリお肌になることでしょう。

ちなみに、上記本から今日はトマトとタマネギ、青じそをレモン汁をベースにしたドレッシングで冷やしてさっぱりといただきました。ふふ。ちょっとしたシェフ気分です。

お味噌仕込

2010-01-30 | 
恒例のお味噌の仕込を午前中、行いました。大豆と麹とお塩で秋にはおいしい「手前味噌」の出来上がり。今年は7、8キロぐらいになりそうです。だんだんと手馴れてきたためか、消毒などけっこう手抜きが多くなったようなま、それでもたぶんおいしいのができあがるんですよね。麹菌、エライ!

クロタン・ド・シャヴィニョル

2010-01-29 | 
ヤギのお乳で作ったシェーブルチーズ「クロタン ド シャヴィニョル」をいただきました。シャヴィニョルの“馬糞”という意味だそうですさすがにシェーブルだけあって独特の臭いが強烈です。でも、賞味期限を2日過ぎた熟成したものだけに、コクは深く、白ワインとの相性はなかなかによいです。チーズ好きにはたまらないのかもしれないですが、ちょっと慣れが必要かもしれません。ま、私は以前はナチュラルチーズなんかほとんど口にしたことが無く、青かびチーズなんて論外だったのに、いまはあの臭い、香りがたまらなくなっているのですからそのうち「うーん、やっぱシェーブルでしょ」なんてほざいていたりしてね。

九州限定お茶漬け

2009-12-02 | 
永谷園のお茶漬けが実は大好き。先日、九州に出張した際のお土産に空港売店で買ったのが写真の九州限定「明太子と高菜茶づけ」です。



いかにも大相撲の懸賞で有名な永谷園らしいパッケージ。これ、食べてみての感想はベリーグッド! かつお風味で明太子の辛味と、高菜の抑え目な塩気がベストマッチング大変、ご飯に合うのでした。また九州に行ったら買って帰ろうと思いましたよ。

パティシエリア

2009-11-30 | 
首都圏の人気パティシエたちの生ケーキ100種類以上が一同に会し、そこから好きなケーキを選べる、セレクトショップ「パティシェリア」。新宿高島屋の地下にあるこのお店は前々から気になっていたのですが、ついに今日購入してみました。

どれもこれもおいしそうで、まず選ぶのに目移り。苦労しました(笑)。希望の品を選んで購入用紙に記入します。選んだ4つはいずれもオ・イ・シ・イあ、べつに4つ食べたのではないのです。メインの一個以外は一口ずつほかの3つからいただいたのですよさすがタカシマヤセレクトで、あの形式ならどのパティシエも「負けたくない!」と思うでしょうし、力いっぱいの一品となることは間違いない。どれを選んでもおいしいわけですよね。

以前、日本橋店で交代で人気のお店を入れるコーナーがありましたが、それの拡大常設版といったところでしょうか。消費者にとっても、人気のパティシエの品を一度に選べていい企画だと思いましたよ。

岩手のお菓子

2009-11-22 | 
連休の真ん中ですが、岩手県に日帰り出張に行ってきました。まったくねえ。どうせなら一泊して温泉や海の幸を楽しみたいところをじっと我慢。高速交通網は便利だけど、日帰り範囲が広がるのは考えものです。

せめても、ということで帰りの新幹線に乗る際に、お土産コーナーで150円で買って食べたのが「オレかぼちゃまん!」なる岩手県一関市のお菓子です。写真がボケているのはゆれる新幹線車内で食する前に撮影したからですよ



かぼちゃアンがはいった焼き菓子で、けっこうボリュームがあります。リキュールがたっぷりしみこませてあるのでお子様向きではないですが、けっこう腹持ちがいいですね。もう少しリキュールをおさえめにして、一個もやや小ぶりかしたほうが逆によいのではないかな、ともおもいましたが、まあ好みの問題でしょうか。ネーミングで惹かれましたね。

もうひとつ。これはお土産用ですが「献上 田むらの梅」。これは絶品!!おいしかったあ。上品な白餡と周りを包んだもちと、梅、シソが絶妙なハーモニーです。これはお奨め! 買って損はない一品です(と断言)。この甘からず、しょっぱからず、すっぱからずの絶妙な加減はほんとに上品です。敬意を表して私の携帯写真なんかではなく、勝手ながらお店「松栄堂」さんのホームページからお写真を拝借しますね。



いやあ、口福。出張に行った甲斐があった(?)というものです。

フグ三昧

2009-11-17 | 
サッポロ一番の翌日には、な、な、なんとフグです! 九州の某県に来て、ひれ酒、ふぐ刺し(肝付き)から始めて、白子、空揚げ、鍋、雑炊…幸せです。もうおなかがはち切れんばかり。うーん、2度に分ければよかった!? と考える小市民なのでありました。

サッポロ一番塩味

2009-11-16 | 
昨日のブログにアップした「きのう何食べた?」の影響で、無性にサッポロ一番塩ラーメンが食べたくなり、昨日の昼食に早速作りましたいやあ、食べたいときがうまいとき! おいしかった。ありものの野菜をたっぷり入れて、バターをいれてゆでたのが良かったのかなあ。時間が経つとふにゃふにゃになるので、漫画と同じく即食べです。ささやかなシアワセでした。

大黒家の天丼

2009-11-01 | 
昨日は浅草をぶらつきました。月に数回は行っていますが、観光客モードで久しぶりに大黒家で天丼を食することにしました。



伝法院通りの本店のほう。並ぶこと20分ほど。注文したのは「海老2本とかき揚」1700円也の天丼です。



ここの天丼は一見するとタレの色が黒っぽくて辛そうなのですが、意外と甘味もあって、色ほどの辛味、しょっぱ味はありません。でも、もちろん醤油ベースなので下町の味、ご飯に良く馴染む。油も良くて、もたれないですね。

で、なによりいいのは海老。大きな身がしっかりとした海老天は食べ応えがあります。かき揚にも小ぶりのプリプリとした海老をたくさん使っていて豪気。贅沢な気分が味わえます。

このあとはカッパ橋通り商店街をぶらつき、浅草に戻って舟和の喫茶店で甘味を食し、とても充実した休日の散歩となりました。あ、そういえばスカイツリーが浅草からもはっきりとその威容を拝めるようになりました。新しい下町のシンボル。完成の暁には、全容はどのようなものになるのでしょう。楽しみです。