クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

神奈川近代文学館のナポレオンケーキ~横浜山手散歩・16

2015-05-16 | まち歩き

<港の見える丘公園、霧笛橋を渡る

 バブルのころ、子どもだった うちのチットには、

ティラミスにまつわる

思い出はありません。

が、

ヨコハマには、生がい(涯)・忘れることのできない

ケーキがある、

言っています。

 それは、山手にある、「神奈川近代文学館」の きっさしつ(喫茶室)で食べたという

ミルフィーユ

今、ここには

ちがうカフェが 入っていますが、

30年前、

 この場所にあったお店で食べた ミルフィーユは、

「ナポレオンケーキ」という名前で、

かなり、

美味だったらしい

 ふつう、ミルフィーユというと、パイ生地にカスタードクリームに イチゴ

という、

マキシム・ド・パリの 形式をとるものが

多いですが、

そこのは、イチゴが入っていなくて

クリームの中に

当時は 超・めずらしかった「ピスタチオ」や、

きざんだ・ドレンチェリーが

入っていたと言います

 ラーメン一杯・400円」の時代にあって、1カット・700円以上した

「ナポレオンケーキ」

名前にふさわしき・王者の味かく(覚)で、

チットの心を

わしづかみに しました

 しらべてみると、日本にミルフィーユを伝えたのは、

ヨコハマで 洋がし(菓子)店を

やっていた、

サミュエル=ペール という

フランス人。

それに、「ナポレオン」の名を かん(冠)したのは、

マキシム・ド・パリの

日本店・初代フランス人シェフ

とのこと

 フランスやロシアなどでは、「ナポレオン」の名で、通っている、あのケーキ

・・・・・・

でも、

日本では、「千枚の葉」というフランス語の

「ミルフィーユ」の名が

いっぱん的

 「チットとクリンは、ちば(千葉)出身だから、ミルフィーユって呼んだほうがよくない」 「うーん・・


(横浜山手散歩・完)

 

 

 

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