クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

クリン名画館・25~歌川広重の鯉のぼり

2013-05-02 | クリン名画館

こいのぼりが、

目に付くように なりました

Img_1102 (多摩センター三越前)

あちこちで

ひるがえる、こいのぼりは

5月の光に 似合います

Img_1132 「高さ333mにちなみ、333匹をかかげる、東京タワー」に 対し、

スカイツリーのふもとでも

大きなのぼりが かかげられ、

それは

「震災復興」を うたってるって

しんぶん(新聞)に 

かいて・ありました。

Img_1255 ・・・こいのぼりと、しんさい・ふっこうと、

どういう・かんけい(関係)が あるんだろう?

チットにきくと

「『鯉は、川登りして、最後は竜になる。』

 っていう伝説があって、

 それが 出世とかけられるんだけど、

200px100_views_edo_063 <歌川広重「名所江戸百景」より、『水道橋駿河台』>

最終的に

水をつかさどる竜神になるなら、

地震が引きおこす火災を

鎮火する

守り神 っていう、発想だね。

398px100_views_edo_063 「ほら、見て、右下のところ

鯉のぼりがあがっているのに、

五月晴れじゃなくて

みんな傘さしてるでしょ?

広重がこれを描いたのは、『安政の大地震』のすぐ後で、

背景の三崎町は

火事でずいぶん焼けちゃったんだよね

広重は、

消防士の家に生まれた人だから、

絵師になっても

火消し一家の一員としての 

想いを

鯉のぼりに こめるんだと思うよ」(チット談)

Img_1257 ・・・そうだったんだ。

だから、こいのぼりは

Img_6583 川にいるのが 多いんだ。。

 

 

 

 

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