「木枯らし一号」がふいたという、
昨日
クリンは、
おにいちゃんたちに つれられて、
近所にある、イチョウの大木のところに
行きました
じゅれい（樹齢）５００年です
（すごいな～
・・・でも、まだ・きいろくないのに、
どうして、おにいちゃんは
まんぞくそうに見ているんだろう？）
おにいちゃんの、しせん（視線）の先を
追っかけると、
そこは、木の下で、
おじさんや、
おばさんが
何かをさがして、はいかい（徘徊）していました
「おーい！グリンもこっちおいで」
おにいちゃんによばれて、行ってみると
なにやら、丸い実が、
よく見ると
足元いっぱい、そこら中に ころがっているでは、ありませんか
上を見ると、その実は
イチョウの枝に、すずなりになっています
風が吹くたび、
その実は、バラバラと
クリンのまわりに おちるので
、
たくさん・ひろって、もちかえりました
・・・・・
それにしても、このニオイ、
キョーレツ（強烈）にして、きおく（記憶）にある・・
なやむクリンに
チットが言いました。
「銀杏だよ。今から種取り出すから。」
えっ
ぎんなんって、
そういえば、イチョウの・・。でも、
その実が、こんなだってこと
クリンは知りませんでした
（実の中のタネが、いつも見てるやつだったのです
）
（じゃあ、「茶碗蒸し」に入ってるやつは、
タネの中のかにく（果肉）・・）
大ハッケンに こうふんしつつ、
お手伝いする・クリンです
実は、ベタベタしてて、くさいので
ふくろの上から 足でふみます
すると、
うめぼしくらい・やわらかい
実がとれて、
タネが出てきます。
（キゼツ）
くさすぎて
たいへんなので、
あるていど、
とった・その場で、タネだけにして もちかえったほうが、
とくさく（得策）です
このあとは、
水で 実をキレイにながして
ざるにならべて
数日、干せば 完成です
（・・・タネだったんダネ。）
