ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ヒトカラ

2011-08-07 | 暮 Life
休日に炎天下のクレーム現場。

結果的には全く問題ない状態なのに納得しない…

「全部商品替えろっ!!」と言い出すかなりのクレーマー…


暑さはピークに達し


汗だくで化粧は落ち、


問題は解決しないまま帰り道


イライラは治まらない。

もう何だか


正直こんな事ばかりで


仕事なんてどうでもよくなる。


はい、サヨナラ。


サヨナラ。


サヨナラ。


とはいかないし。


いけないし。


出来ないし。


しかしこの暑さとイライラをどうにも持ち帰る事が出来ず、


どうしたものかとしばし思案する。


1.サンドバックを殴る。

2.キックボクシングで蹴り倒す。


3.皿を叩き割る


4.ひたすら酒を呑む。

5.大声で叫ぶ


1、2は現実的に考えて無理だとさっさと却下。

3は確かそんなレストランがあったはずだが、探す時間も惜しい。


4は振られた男じゃあるまいし、酒に逃げるなぞ'陰'過ぎて却下。


となると5しかない。


大声出して、暑さも凌げるといえば…


ここしかない。


「えーっとひとりなんですけど大丈夫ですか?」

「とりあえず一時間で」

「ワンドリンクサービス?あらラッキー、じゃあアイスティで!」


そう。


ここはカラオケボックス。

お一人様カラオケ。


ヒトカラ。


好きなだけ大声で、


好きな歌を


変な歌でも、歌った事のない曲でも

昭和懐かしの歌でも、


とにかく大声で歌いまくる。

鬱陶しいのが採点システムだが

消し方法わからずないのでとりあえずそのまま全て採点され続ける。


楽しいじゃないか~


いくらでも大声出せる~

しかも点数が全て90点以上ってアタシ凄くね??

最後は30分延長し

'ウルトラソウルっ♪'で締めてお会計290円


あーなんとお安く、スッキリ感。

素晴らしいコスパ。

こりゃ病みつき。

注意点は、その後ひたすらリフレインされる一番最後の曲の選曲だけ。

今回は若干選択ミスか。
ひたすら寝るまで

♪ウルトラソウルっ!

ウルトラソウルっ!

ウルトラソウルっ!♪

がリフレイン。

その前の'ビーマイベイベェ~'でも変わらなかったか(笑)

超メジャー級

2011-08-05 | 暮 Life
少し前になるが、上野に友人からもらったチケットで

「手塚治虫ブッダ展」へ出掛けた。

連載開始は1974年から、中断時期もあるにせよ10年というから驚き。

しかし正直、この歳になるまで手塚大先生が

この「ブッダ」という漫画を書いてる事すら知らなかったという無知状態。

今回のブッダ展は、漫画のストーリーに合わせ、
仏陀像を組み合わせての展示会。

その日は想像超えた混雑で、最初入場制限された程であった。

意外に会場には昔読んでた世代よりも

最近の若い男子が、漫画多く原画に群がっていたのには正直驚き。

一緒に行った友人も、私と変わらぬ「ブッダの漫画なんてあったの?」レベルで

「ブッダは脇の下から産まれたらしいよ~お産楽そう」などという安直発言連発。

内容的にかなり壮大なスケールの漫画なので、

漫画喫茶でも行って読んでみようかと盛り上り帰った。


ところが。


そのブッダ展顛末話を会社と行き着けの美容院でした所

「何?ブッダ読んだ事ないのか?信じられない」や

「はだしのゲンと並んで学級文庫にあったじゃないか」や

「手塚先生の作品では、鉄腕アトム、火の鳥級メジャー作品だ」

私の知らない発言に、あちこちから「なんたる情けなさ」と返しが!

えぇ~

そんなメジャー級作品だったのか?


知りませんがな。


栗小学級文庫にはブッダはなかったさ。

そこまで言われると、ますます気になるブッダ漫画。


と非難轟々の翌週、後輩ちゃんが座席遠くから

「ちょっと、ちょっと」と紙袋を持って手招きしている。

「じゃじゃーん!この間ブッダの話聞いたら、久々に読みたくなって大人買いしちゃいました。ムフ」

開いた紙袋の中には、ブッダ全巻があるではないか。

「私は読み終わったので、貸しますよ~」

「きゃあ~!!凄いっ!チミは素晴らしいっ!!ハグしてあげる」

「いや、ハグは結構です」と断られたが

念願のブッダ全巻読破中。

やはり壮大。これを読んでからブッダ展観たら

もっと楽しめたかもなと残念に思いつつ

懐かしい昭和漫画に浸る日々。

それでも今、読んでも
手塚ワールドの世界観は圧倒的だ。

感受性豊かな小学生時代に読んだら、また違った印象があったかな。

お恥ずかし

2011-08-02 | 暮 Life
ここ最近仕事では、殆ど感情的にならず

怒りは全て飲み込む事を覚えていたのに

今朝は珍しく自分でも、「感じ悪い対応してしまったな」後味悪~と反省。

そういう時に限って、その相手にお尋ねしなくてはならない事が出たりして

朝の態度がまた甦り、
あぁ、やはりあんな態度せねば良かったと反省しても後の祭り。

電話ではなんとなく聞きづらく、メールを入れると結局夜7時過ぎに、その取引先から電話が。


一通り内容確認し終わると、その取引先担当の人から

「あの、今朝はご機嫌悪かったですか?」

-やばっやばっ!!-

「すみません。感じ悪かったですよね…」

「いや、珍しく機嫌が悪いかなぁと思ったもので」

-ひぇぇバレて~ら-
「本当すみません。。」
「こちらから土曜日クレーム立会してくれと何度も言ったので、デートキャンセルしなくちゃいけないと機嫌を悪くされたかと思いまして」

「アハハハ。そうです。また土曜日出で、仕事とオレとどちらが大事なんだ!!と言われるな~と」

「それは一大事だ、機嫌も悪くなりますな。」

「いーえ冗談です。そんな色気のある話でななく。病院の予約キャンセルしなきゃなぁと思ってました。本当にすみません!」

「いや、わかりますよ。僕も今週病院予約キャンセルしたので。」

と、しばし病院の待合室の様に互いの病気談義に湧き。

相手に感じ悪くすれば、同じ様に感じ悪くされるとわかっていながら。

しかもバレバレで、指摘までされてしまい、お恥ずかしいったら。

まあ今回は少々理不尽な内容で、

あまり簡単に人を動かせというのに納得いかない所もあったのだが。

言うべき事は言う。

引くべきではない所は引かない。

ここが自分の一番不足部分であると痛感していながら、やり方間違えてしまうダメさ。

いつまで経っても成長せんな。

そして土曜日はやっぱり出なんだなきっと…。

こうなると'オレと仕事とどっちが'位言われてみたいわ!