ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

オールナイツ

2009-05-23 | 暮 Life
金曜日会社の有志送別会で、
何年振りかのオールナイツ。

とりあえず始発まで、
カラオケボックスで待機する。

アラフォー集団ともなると、
雪山で遭難した集団かのごとく、


「そこのオーバーアラフォ~寝ちゃダメだ~」と
ビンタも出そうな勢い。

しかし早々と
「みんなスマン!!俺は限界サヨウナラ~」と撃沈者も数名。

寝らせない為に、
[ブルーハーツ]や[コンプレックス]や[ジュンスカ]を
大合唱するあたり時が止まった世代。

なんとか始発時間を迎え、
達成感と共にぼーっとした頭でお会計。

フラフラと出て行った会計担当が、
パッチリ目を開けて凄い勢いでドアを開けて

「た、た、大変だ~!!
これを聞いたらお前達一気に目が覚めるぞ!!」

もったいぶらずに発表せいとブーイングの中

発表された[58000円]に全員が完全にお目覚め。

「おぃっ何だその金額は~」

「ぼったくりカラオケか?」

「母さん、銀座は怖い所だよぉ」と最後のあがき。

これならタクシーで帰った方が安かったんじゃないか?と
全員の脳裏によぎる同じ考え。

いかんいかん。それを言ってはおしまいよ。

オールナイツの影響に時差があるのは
筋肉痛が現れる時差が出るのと同じで。

嫌でも年齢を確認させられる瞬間。

あらためて

もう無理はいけないオールナイツ。

あらイやだ、クマちゃん10匹オールナイツ。

早々と鍵は閉めたとオールナイツ。

水曜映画デショウ

2009-05-20 | 暮 Life
本日レディースデイ。


真っ白なロビーにはギャルギャルギャルが溢れんばかり。


世は不景気なのかねぇとオッサン気分で眺めつつ。


「バーン・アフター・リーディング」


さすがコーエン兄弟。


さすがマルコビッチ。


演技派はお馬鹿キャラも抜け目なく演じられるのかと感心。


ブラピも実はこういうキャラの方がハマり役?とすら思う。


この映画のブラックユーモアを分かち合える感性は貴重である。


そして、蒸籠と同じ位に自分イチ押しの


[ハゲタカ]を分かち合ええたのが、何より!!


鷲津ファンド待ち切れませんですよ~赤いハゲタカ見届けましょう!

蒸すカゴ

2009-05-19 | 暮 Life
先週、

突然なぜかムショウにどうしても欲しくなって
しかも今日中に絶対に手に入れたいと

何かが取り付かれたようになり
会社帰りにシマチュ~に駆け込み購入。



その名も蒸す籠カゴと書いて
「蒸籠」せいろ。

一体どうしたアタシ?
蒸籠お化けが憑依した?

購入したはいいものの、
はてどうやって使うんだ?と途方に暮れる。

このまま火にかける?

ノンノン。燃えますね~蒸籠。

フライパンの上に乗せてみる?

ノンノン。燃えないけど焦げますね~蒸籠。

ミルクパンの上に乗せてみる?

おっ!?いい感じじゃないか?
水入れて乗っけてみる?

湯気出てキタ~キタ~キタ~

そう。
全ては想像力で解決出来るのだ。


圧力鍋で蒸かす野菜も良いが
いかんせん、つい圧かけ過ぎちゃってクタった事が多い。

蒸籠で野菜を蒸すと程好い硬さも残る。

なんといっても豚まんのフワフワ皮と
ジューシーなお肉が上手に蒸かされ美味しい事と言ったら!
(美味しく頂いたよぉ)

これさえあればお店に行かなくても充分。
ペンシルハウスでお店”蒸し蒸しハレタヒ”オープンだ。

すぐに訴えられるだ(笑)

一家に一台お薦め蒸籠!!
二段、三段当たり前!!お試しあれ!





メイド・イン・カッシーナ展

2009-05-18 | 観 Movie Museum



友人に誘われ二つ返事でオッケー牧場した
六本木ヒルズで開催されている

メイド・イン・カッシーナ展」へ

カッシーナといえば、
憧れのデザイナーズチェア。

コルビジェやジオ・ポンティやライトなどの
名だたるデザイナーの名作椅子を製作する

イタリアの老舗家具ブランドであり
300年の長い歴史があるのに今更ながら驚く。

いつかはクラウンならぬ、
いつかはカッシーナ。

カッシーナの家具がある部屋に住むのアタシ!と
見分不相応な夢を描いていた、フォエバー20歳。

今はしっかり現実見据えて
ペンシルハウスですから。


カッシーナ社の扱うデザイナー家具は
今も古さを感じさせない。

それどころか削ぎ落とされ、考えぬかれた
デザインに圧倒される。

現代溢れる様々なものは
全てが過去の模倣だらけであり

いかにオリジナリティがないことか。

こんなにも情報や物が溢れて過剰な現代に
失ってしまったのは大事な”想像力”かもしれない。

何かを生み出す為の力は
足りない、足りないと思う間もなく失うもので

失った事を気が付かずにいる
大きなものなのだ。

ああ怖い。怖い。

いつまでも想像力豊かな”フォエバー20”で
いたいものだ。

これも怖い。怖い?!



しっかりボブる。

2009-05-17 | 観 Movie Museum
またネットが繫がらなかったら・・と
毎回ドキドキんちゃんスピリッツである。

良かった。繫がった。
一安心。


土曜日髪の毛をバッサリ切った。

しっかりボブる。
しっかりボブった。

切りたくて、切りたくて仕方なかったので
スッキリすっぱり。

もう二度と伸ばせない気がしてくる。

不思議なもので、
あんなにロングに執着していたのに

今は目に付く髪型も、いいなあと思う髪形も
全てボブやショート系。

お店に付箋がバシバシついたヘアカタログを
持ち込んで

”これがいいんだが、どうかね?”
”いやいやこっちの方がいいんじゃないか?”
”そうかぁ?そうかぁー?”

あーでもない、こーでもないと
担当の美容師さんと協議を重ねる。


カットついでに、
30分程ヘアーエステもやってもらう。

個室でゆっくり
ローズアロマオイルでマッサージと
頭皮の汚れを落としてもらうだけで

驚くほど髪がサラッサラッのサラサラーになり
頭皮マッサージで半分有体離脱状態。

リラックスしすぎて調子に乗り、

「これはマイ・ダーリンだったら毎日
お家でこのヘアーエステやってくれるのね~」と言うと

「いいよ~この機械買ってくれたら
やってあげるよ~」と反撃され

「フフそれは無理~」と現実世界に戻る。

「彼女の髪の毛とか切ってあげないものなの?」と聞くと

「自分はあんまりやらないなぁ」

「何で?」

「何でって?何で?」

「何でって何で何で?」

「だって仕事じゃないのにさ~、
コックさんが家では料理をやらないのと同じだよ。
前髪位は切ってあげるけどね」

「うんー前髪もいいけど、シャンプーもして欲しい。」

「いいよ(笑)じゃあお店に来てね。」

ってこの会話ってホストクラブ?

キレイにしてくれるし、
褒めてくれるし、ホストクラブより100倍も良い。

行った事ないけど
ハマリそうだからいかないけどアハ。

しかし来月のメニューもしっかり決められ
しっかり予約しちゃってるのは

あんまり変わらないのカモ。