ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

メイド・イン・カッシーナ展

2009-05-18 | 観 Movie Museum



友人に誘われ二つ返事でオッケー牧場した
六本木ヒルズで開催されている

メイド・イン・カッシーナ展」へ

カッシーナといえば、
憧れのデザイナーズチェア。

コルビジェやジオ・ポンティやライトなどの
名だたるデザイナーの名作椅子を製作する

イタリアの老舗家具ブランドであり
300年の長い歴史があるのに今更ながら驚く。

いつかはクラウンならぬ、
いつかはカッシーナ。

カッシーナの家具がある部屋に住むのアタシ!と
見分不相応な夢を描いていた、フォエバー20歳。

今はしっかり現実見据えて
ペンシルハウスですから。


カッシーナ社の扱うデザイナー家具は
今も古さを感じさせない。

それどころか削ぎ落とされ、考えぬかれた
デザインに圧倒される。

現代溢れる様々なものは
全てが過去の模倣だらけであり

いかにオリジナリティがないことか。

こんなにも情報や物が溢れて過剰な現代に
失ってしまったのは大事な”想像力”かもしれない。

何かを生み出す為の力は
足りない、足りないと思う間もなく失うもので

失った事を気が付かずにいる
大きなものなのだ。

ああ怖い。怖い。

いつまでも想像力豊かな”フォエバー20”で
いたいものだ。

これも怖い。怖い?!