ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

春の日

2009-04-11 | 食 Gourmet
目黒川の桜はすっかり散ってしまっていたけど


こんなにお天気で、
青い空が広がっていてなんと気持ちの良いこと。


立ち寄ったスタバのお兄さんは
超キュートでラッキー(オッサン感覚)



連れて行ってもらった”GOLDEN BROWN”で
ほおばったアボガドバーガーに感動し




オープンしたてのスイーツの”ECOLE CRIOLLO”を教えてもらい




フィナンシェやクッキーやら
ファーブルトンバナーヌなる焼き菓子系を購入。

ああなんと幸せ。

こうやって小さな幸せ感じが
積み重なって気がついたら案外ケロケロっとしてて。


負傷中の妹に届け物をしに
実家に帰ったら


なぜか”ハートブレイク手巻き寿司パーチー”が
企画されていた。

おしゃべりギックリ腰家事手伝いめ。注1

注1*交通事故からふくらはぎ負傷退院後
療養の妹は夕飯の支度最中に本気のギックリ腰にて
本気の療養中となり、現在にいたる。


ナベ家では何かあったら手巻き寿司パーチー。

誕生日でも合格でも退職でもとりあえず巻く。
巻いて巻いて食べる。


驚いた事に、ぴーちゃんは初期のめり込み時期に
話した事をしっかり記憶していて


「ちょっと傷も大きそうだし
色々難しそうだなあと思ったひとね」と言い、

「答えが出るのに何年かかってもいいじゃない、
それが出せた今があなたのタイミングだったんだから」

とキッパリ。
ぴーちゃんカッコイイ。

「ずっと上だけ見てるのかしらね。
もっと近くに小さい幸せも沢山あったりするのにね」

とぴーちゃんがぽつり。


そうだね。ホントだね。
いつか気がついてくれたらいいよね。


エイプリルフールに1歳になった
従妹ファミリーの写真を、

手巻き巻きしつつ
家族でワイワイまわし眺める。


”やっぱりこっちの幸せの方がいいねと
思ったそんな春の日”

サラダ記念日っぽい?古~






毒の実浄化中

2009-04-09 | 暮 Life
例えばさ、


ある日、目の前にすごく美味しそうな実が生っていた。



手を伸ばして食べてみた。


クセもアクも普通よりずっとずっと強かったけど、それ以上に美味だった。


たちまち夢中になって、その味が忘れられない。


でもどうしても自分の身体には合わない。



毎回、毎回、食べると具合が悪くなる。



こんなに具合が悪いものなんだから、もう止めようと思いながらも



ほら身体に悪いものって、すごく美味しかったりするでしょう



身体に悪いのになと思いながら、止められず食べ続けてしまう訳だ。



痛くなるのがわかっちゃいるけど止められない。


毎回お腹が痛くなったり、胸が苦しくなったり、あちこちおかしくなる。


それでも食べたいと思って、食べ続けたのは自分の意志だよね。



そして自分で食べるの止めたんだよね。



自分で決めれたんだからさ、それを誉めてあげなよ。


今まで出来なかったのが出来たんだ。


よく出来たじゃないか。


偉い偉いってさ。



何だかそんな自分を認めてあげられてないから


なぜか責めてる気がするよ。


もういいじゃない。



これで毒の実も身体から抜けるんだよ。



しばらくは禁断症状が出るのは仕方ない、



それは浄化作用だから無理しないで大丈夫だよ。


人間、誰しも毒がある方に惹かれるもんだよ。



ああ 毒の実か。。


そうだ。その通り。


お主、巧いこと言うな。


美容院では頑なに会話を拒否してたはずが


去年髪をバッサリ切った時に担当してくれた美容師さんとは



なぜかウマが合い、髪を切ってもらいながら、いつも深イイ話になる。



絶対オネエマンだと思ったのだが、完全ノーマルで(なぜかガッカリ)



たまたま予約がタイムリーな日で、やはり髪を切ってもらいながら上の話しになった。



[意外と打たれ弱いでしょう~大丈夫?行動する前に来て相談してくれってあれだけ言ったのにな]


よくご存知で。


ってさすが美容師。さすが恋愛マスター。



最後までぬかりございませんな。



順調に浄化中。安心なさって。

開店休業

2009-04-07 | 暮 Life
気分の浮き沈みが激しいとか、あんまりプラス思考じゃない


そんな時に限って周りから、喜ばしい知らせが次々と舞い込む。


素直にめでたい。おめでとう。


と思える気持ちも


今はごめん、勘弁して。

と思う気持ちも


バランスを崩す事がある。

性格悪いなアタシと思ったりするのも


しゃあない人間だもの。

昨日久しぶりに、パソコンを立ち上げたら


メールもインターネットも突然繋がらない…


何だよお前まで。


なんて八つ当たりしたりして。


「突然繋がらないんですけどぉぅっ!!」と何故か八つ当たり気味の電話でも


懇切・親切・丁寧なKDDIのオペレーターさん対応に自らを反省。


どうやらモデムの故障らしく


代替品が週末届くまで、ネット社会から断絶されたペンシルハウスは開店休業。


って今のペースも充分開店休業か。


かもねかもねソオかもねん。


それもヨイかもね。

春にして君を離れ

2009-04-06 | 暮 Life
書いてるのはミステリーだけだと思ってた、アガサクリスティーの小説。


これを読んだのは、遥か昔の短大時代の授業だった。


小説の内容は曖昧で、実家の本棚に並んでる背表紙だけが、よみがえるお粗末さ。


だが、当時からこの題名に妙に惹かれずっと覚えていた。


なぜだろう。


強さを感じるからか?



今までどうしても決断出来ずにいた部分を


思い切ってやったのに、予想外な思いもかけない事が起きてしまうと


気持ちの揺れ幅が大きすぎて反動に立っていられない。



自分で決めた事なのに、想像した以上に、


ポッカリと大きな穴が空いていてスースーしている。



いつかこれも思い出になるのだろうか。


苦しくない。


涙も出ない。


そんなひともいたと笑えるだろうか。


前を向いて


あなたから離れて


歩いて行く事を決めた、

桜が満開なこの季節を、再び見る頃には


笑って思い出せるだろうか。


春にして君を離れ。


強くなるために。




なんて…


しかし今はまだちょっと泣けちゃうね。。


なぜだ?これも年齢?
いかんいかん。。。