ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

スナック ”シャショク”

2007-08-04 | 暮 Life
連日の暑気払い。

しかも昨日の部署の
暑気払い開催場所は

会社の社食って!ありえない…

地下にある社食の奥に
一段高くなった喫茶コーナーモドキがあり

夜はスナック?に変身する。

そういえば、カウンターの後ろに
随分焼酎ボトルが並んでいるな~とは思っていた。

やっと仕事が終わったのに、
ざわざ会社の地下なんかで呑みたかないですね~と

今回の暑気払い幹事の
”できるかな”のゴン太くん極似の

三人子持ち・ゴンタ先輩に文句を言うと

「移動しなくて便利だろ~俺なんかボトル入ってるぞ!
しかも10本入れると1本サービスだ~もうすぐ10本ウッシッシ」
と大きなお尻をフリフリ。

ゴン太!
いつも定時で上がっても地下で呑んでたのか!

スナック「シャショク」は

おこずかい制の
お父さん達にはうれしいカード払いが可能。

カード払いといってもクレジットではなく

社食の支払いのみにしか
使えない給料天引きカード。

手持ちの現金を減らさぬぐましい努力。

どうやら同じ境遇の、定番メンバーがおり

家に帰る前に、
会社の地下に入れたボトルで軽くひっかけて、

家に着く直前に缶コーヒーを
飲んでカムフラージュし、

また普通に夕飯を食べるのだと
熱く語るゴン太先輩。

アホや。

ワタシ:
「会社で飲んで帰ると素直に言えばいいじゃないですか」

ゴン太先輩:
「言えないんだよ~言えないんだ~♪」

ワタシ:
「なんで隠す必要が?」

ゴン太先輩:
「前にな~飲んで帰るのを言うのを忘れて、
家に帰ったら怒り大爆発。夕飯の中華丼を
流しに捨てられたのさ…恐かった…」

ワタシ:
「言いわすれただけで、そんな怒りの鉄拳が?」

ゴン太先輩:
「いや、俺が中華丼をわざわざリクエストしてたの…」

ワタシ:
「そりゃ弁解の余地無しですな」

ゴン太先輩:
「やっぱり…シュン」


会社で呑むなんて、
気分も切り替えできんよなと思っていたのは

最初だけ。

芋焼酎であっという間に出来上がり

ブチョ~を捕まえて噛み付き、詰め寄り、
「ブチョーは何もわかってません!」とブヒブヒ言うと

゛ナベさん怖いよ~゛と言いながら

酔っ払ったブチョーの口癖の
「バーカ、お前!違うんだよ」が始まり

「バカって言ったら言った人がバカなんです」
と小学生並の会話。

そんなバトルを繰り返す
脇の通路をゴン太が通る度に

ボヨーンとドンケツならぬ、
ドン腹され散々な暑気払いであった。

しかしスナックシャショクの良い点が一つ

終わりが20:45という早さ。
会社に流れる蛍の光と共に閉店。

なるほど帰らずには
いられんですもんな。






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