ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

あの日 欲望の大地で

2009-10-15 | 観 Movie Museum
最近映画はよほどの事がない限り
正規の値段で観ない。

ネットでも予約が可能となり席は確保出来るし
様々な割引サービスデイを利用しない手はない。

第一に”オラー1800円払ってこれかい!!”と
無駄な怒りも抑えられる。

大抵レディースデイは水曜日になっているが
Bunkamuraは火曜日で、性別がレディースじゃなくても1000円。

きっとかなりの映画好き(マニア!?)と思う
男性の姿もみられる。

映画好きの友人と予告を観た時から
これ絶対行くでしょうと決めていた
あの日、欲望の大地で



決して派手な内容ではないし、
逆にヘビーな位だし、

多くの場所で公開されていないので
地味といえば地味だが、やっぱり見応えがあった。

”バベル””21グラム”の監督なので
時間軸や複数の場所が交差する。

うっかり気を抜くと「あれ?あれ?」となりそうに。

シャーリーズ・セロン演じる主人公、
その母キム・ベイシンガー、

少女時代のシャーリーズセロン役の新人
ジェニファーローレンス。この人がかなり演技派。

少女の頃に偶然知った母の不倫を
許せなかった事から犯してしまった大きな罪。

母が抱えていた傷。

不倫相手の息子と恋に落ちてしまう苦しさ。

親を裏切り何もかもを捨てて逃げても
自分の罪からは逃れられない。

産んだばかりの娘を捨てて逃げる。
いつまでも逃げてばかりの自分。

3代に渡る母と娘の葛藤や愛情が描かれる。
苦しく、そして強い。

目をそらしたい事から向かい合わなければ
いつまでも逃げ続けないといけないのだ。

希望がある最後で良かった。
ホントに女性は強い。

そしてキム・ベイシンガーの大人の色気。
昔から綺麗な人だったが、

今は年齢を重ねたからこそ出せるあの大人の色気。
色気のある女性は美しい。

あんな風に歳をとれたらいい。

「キムいいっすー色っぽいっすー」と
色気のない余韻にひたりつつ、入ったお店は大正解。

へぎそば 匠
細いのに、コシがあるへぎそば。
つなぎに布海苔(ふのり)を使っているので少し緑がかっている。

新潟栃尾のジャンボ油揚げ
厚揚げの間に引き割り納豆と刻みネギがぎっしり。


コリン父の出身であり、なじみの深い新潟料理のお店。
メニューにのっぺがあって「うわぉ!」と思ってしまった。

私の友人にはご両親もしくはどちらかが
新潟出身という率が物凄く高い。

新潟料理のお店に出会えたのもご縁。
これは普及活動を開始せねば。

デザートに笹だんごあればサイコー!
そば食べてだんご食べる人はいないか(笑)

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