ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

おがくず酵素浴

2013-05-28 | 暮 Life
「カブト虫の幼虫になったら
こんな気分かしらん」

オガクズに埋れながら、
汗にまみれながら思う。

「大高酵素って知ってる?酵素浴!」と
ピラティスの美容番長イントラさんから
聞いた大高酵素。

オオタカコウソ。

聞けば、80年前から酵素作っている
酵素の老舗。

酵素といえば、
気になる酵素ジュース。

酵素ジュース作るにも
ジューサーないしなぁと思っていたのと

また気になるワード酵素浴。

おがくずに酵素を入れて
発酵させた中に入り、発汗を促す砂風呂の様なものらしい。

疲労困憊の身体にピッタリではないかと
即日、予約して出かけたのは

おがくず酵素浴 さくら

お店に入った時に香るのは
何だろ、ヒノキにぬか臭とでもいうのか
独特の香り。

「これに着替えて下さいね~」と
渡された紙パンツ一枚と頭にヘアーキャップの
間抜けな姿になり、

おがくずの香り立ち込める
湿度100%の薄暗い部屋に案内される。

「これ飲んで下さいね~」と
渡されたお猪口にはドロっとした飲み物。

これがあの大高酵素か!

イントラさん曰く、結構味にパンチがあると
聞いていたのでドキドキしながら一気飲み。

あ、あ、甘いっっ~
飲んだ事のないこの味は?!
やっぱりぬかみそ?っぼい、、

慣れるのか?どうなんだ?
甘さにクラクラしていると

こちらにどうぞーとお姉さんが
おがくずを掘ってくれている。

足からずず~っと入ると
完全に横になり、

ひたすらおがくずを
上からかけられ顔だけ出した状態まで埋められる。

アタシ、今、おがくずに埋まってるしーと
これって、これって、カブト虫の幼虫~

とテンション上がる。

サウナが苦手で汗が出ない体質。
岩盤浴も何度か体験したものの、
暑さに限界していたが

このおがくず暑さなら耐えられる。
お腹周りがホカホカして心地良い。

一番は何とも言えない、
幼虫気分の包まれ感(笑)

全身埋まりで20分。

汗まみれの顔をお姉さんが冷たいタオルで
拭いてくれてーの、お水くれてーの
極楽状態で

その後上半身起きての15分。
汗が全身ジワジワ出てくる。

終わっておがくずから這い出て来た姿は
全身おがくずまみれ。

それを払い落としてもらい、
シャワーを浴びると肌がツルツルしている。

身体も芯から温まって、
温泉よりいいかも。

酵素浴出てからは、お休み処で
なぜか酸素バーのオマケ付き。

酵素の化粧水があるので使ってみると
かなり染み込み感があるが、
またあの、ぬか臭?(笑)

慣れれば平気よーとお姉さんは言う。
そうよ。慣れれば平気。

お店の色々書かせるアンケートや
スタンプカードもない緩い感じも良いかも。

おがくず風呂は家庭でも出来る用に
販売されているらしいが、

それはさすがに排水溝的に
無理だと思い、

ミニ瓶大高酵素を購入し、
あの何とも言えない酵素に慣れるかと
ふわふわと歩きながら

昼間からスッピンで全身湯上り状態で
新宿を歩くのはちっとマズイかと反省(笑)