ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

振り返ればノベンバ1

2008-11-30 | 観 Movie Museum
いよいよカレンダーも残り1枚となる。
いよいよシワッスである。

11月後半しばらく更新サボタージュしてたら

「生きてるのー?」
「何度目の自分探しに?」
「奈良に永住したか!?」
「ペンシルハウスに引きこもり?」等々・・・

ちゃんと奈良からも戻っております。


いやいやノベンバ後半も相変わらず日々西へ東へ
そしてBGMはここ最近ずっと

セントリーノセントリーノセントリーノ
僕は自由に生きるーの♪


11月某日曇りのち雨。

上野の国立西洋美術館で開催されている
ヴィルヘルム・ハンマーズホイ展」へ。


後姿の女性が印象的なポスターに惹かれた。

どの絵も極力装飾は最小限に、
他人を一切寄せ付けない冷たさが溢れ出ている様でいて

それは静寂の中にある孤独と愛情。
色々な形の愛。そんな気がした。

きっと自分の気持ちの状態で
同じ絵を見ても思う事は変化するのだろうけど。



11月某日

晴れ。

オペラシティで開催されている
蜷川実花展」へ。

ここの美術館がこんなに若いジョシが
ワイワイしているのも珍しい。

さすがニナガワ。絶大な支持率。



昨日のハンマースホイとは真逆な
プラスアルファ色鮮やか世界。

最初の展示室は壁一面に花。花。花。

そこにいるだけで花に囲まれた
アタシはマーヤ!!気分である。

どうしてそんなに女子に人気があるのかと
見ながらぼんやり考えた。

その写真には
女子の好きなものばかりがちりばめらている。

可愛いものだったり、
キラキラしてたり

時にグロテスクだったり、
強かったり、弱かったり

甘かったり、小さかったり、儚かったり、

媚びない凛としたところだったり、

そう。
ジョシはいつまでもきっとこんな世界が好きなんだ。

谷間にしか目がいかない
オトコにはわからん世界。

あー寒い寒い。