実は２週間前に、モバイルWi-Fiルータ（Wi-Fi環境を持ち歩けるようにしたもの）をなくしていることに気づいた。これはiPhoneやiPad、パソコンでのインターネットが、どこでも可能になるすぐれものである。このブログの記事なども、「家に帰ってから」と深夜作業になりがちだったが、ちょっとお茶をするどこででもできるようになった。ただし安くなってきたとはいえ、月々費用がかかる。
見つからないので最初、教会事務所に忘れたか、同型機を持っておられる方が間違って持って帰られたかと思って安易に考えていた。しかしことごとくそれらは間違いで、実際どこを探しても、何度探し回ってもWi-Fiルータは見つからなかった。もう思い当たるところはない。途方に暮れた。
そして２週間も経つとさすがに「なくした」と感じるようになった。ネットで調べると紛失した場合、全契約期間を違約金として払った上に、新規契約となることが分かってさらに「ガクッ」とした。これでは本当に無駄なお金を何万円も払わなくてはいけない。
もちろんこれまでも祈らなかったわけではないが、２週間目となる昨日は追い詰められて、本当に心から祈った。
「神様、本当にせっかく安く便利なものを与えていただきましたが不注意でごめんなさい。ずいぶんなお金が要ることがわかりました。どうか主よ助けてください。もうわたしの力では探せません。あなたが『ここだ！』とWi-Fiルータが見つかるようにしてください。」
祈っていると、この祈りは「聞かれる・・・・」感じがしてきて、わたしは心穏やかな気持ちになった。もうあれこれ思い悩まない。ただ主なる神さまだけにひたすら願う、そんな心境だ。
そして翌日、つまり今日のことだ。ホームページの学びと冬服の入れ替えのために信州方面へ車を走らせ、いつものガソリンスタンドに入った。普段なら何気なく燃料ふたを開けるのだが、ど忘れして「えっーと、どこだっけ」とシートの下を目で探した。で、普段見ないのにシートの横も見た。
「ええっ！あった！！！」
そう、シートの横下にWi-Fiルータがしっかり見えたのだ。
これは普通は偶然と思われるだろう。「いつかは見つかる所」にあった。しかしわたしには、偶然とは思えない。あきらめて再契約しようと思っていたし、契約後見つかっても意味ない。一番のポイントは「祈った」夜の翌朝というタイミングで見つかったことだ。確かに神が祈りに、あわれんで応えてくださったとしか思えない。
感謝、感謝します。あなたは生きておられます。 （ケパ）
