心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

国外退避になる、ならない・・・?

2006-04-25 09:49:28 | ネパールの政治治安状況
日本外務省が、次の連絡をしました。
「日本国外務省は24日、当地情勢に鑑み、ネパールに対する渡航情報(危険情報)を発出しましたので、以下のとおりお知らせ致します。
1.現在のネパール情勢は一段と不透明になってきており、7政党は25日にも更に大規模な抗議行動を予定する等、治安情勢が急速に悪化する可能性も排除されません。また、ゼネスト、外出禁止令が継続されており、食料品等の物資も逼迫しています。よって、短期滞在者のみならず長期滞在者であっても、特段の事情のない方は、可能な限り早期に国外へ退避するようおすすめします。
2.なお、24日、米国が自国民に退避勧告を発出したほか、韓国が不要不急の自国民に出国を勧告し、加えて中国も館員家族の待避を決定しています。」

それで、JICAボランティアへも、26日以降の退避準備について、具体的に連絡がありました。
荷物の個数、住まいの契約、残す荷物の明細・・・

えっ、ほんとうに・・・帰るの・・・?

そこにニュース!
24日23時30分、「ギャネンドラ国王は、28日(金曜)に国会下院の再招集を宣言」

王は、王による直接統治は諦めたとはいえ、7政党に依頼した首相の選出を拒まれ、ついに自ら解散した議会の再開を決めたのです。

再開される議会が、デモの要求となっている、王制を廃止して共和制となるための、改憲議会となるか、が注目される状況だと思われます。
王の権限の限定や、象徴化だけで、ここまで広がった事態が収拾されるようには思えません。
そして、250年、11代続き、会社やホテル経営などの利権が渦巻いているといわれている、この王制を、王側が自己否定するとはとても思えないし・・・葛藤!
ネパールに生きる人々を支援したいぼくたちボランティアを退避させる状況を作ったギャ王は、国際支援に敵対していることになります・・・

一応、荷物は作るけど、もっとネパールにいたい!!!
議会、ガンバレ!
きょうのデモも、ガンバレ!







最新の画像もっと見る

コメントを投稿