心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

地元産淡水魚アスラ養殖に着目するボランティア

2011-01-03 11:30:07 | 国際協力・現地NGO分野
元日は、恒例のロータスのKさんの“おせち”をつまみ、カトマンズの知人に新年の挨拶など。
昨夜来の雨が道を濡らしていて、水はけの悪いところはぬかるんでいた。
計画していたナガルジュン登山は先延ばし。
ちなみにこの国では、元日はさして新年気分はない。

2日は、淡水魚養殖SVのMさんがぼくの釣ったサハールに関心ということを聞いていたので、ゴダワリの住まい兼職場を訪ねた。

マイクロを降りて15分ほどのところのプルチョ-キ山麓に、野生動物ではトラの親子とも遭遇するという、自然豊富な場所があった。
1963年にUSAIDが作ったという広大な施設が、現在は公営機関が運営しているらしい。

この国では高級魚扱いのニジマスや、中国コイなどの外来種ではなく、地元の淡水魚に絞って養殖を進め、ツーリストではなく地元民に役立とうとする彼の発想には大いに賛成。

彼にお正月気分をと考えた、手作りイナリずしと、手に入りにくいと思ったオレンジなどが好評で一安心。

そして知る人の間では「北の国から」と評判になっている、彼の手作りドラム缶風呂で、5週ぶりの入浴にぼくはうっとり!
そのうえ、スタッフ手作りの極上ダルバート(ローティで)、特製ハチ蜜、ゴマのアチャールなどを頂き・・・満腹。
丁寧に作られたニジマスの干物、試作中の塩辛・・・これも、めずらしかった。

まだ数mmしかない稚魚の世話に追われていて、離れることは難しいようだけど、近くに来たときにはまたゆっくり話した人だと思った。
サカナに同じように思い入れがあって、ネパールが始めて彼に、出入りを繰り返してきたぼくの経験-研究書の蓄積や山村の民の生活など-がすこしは役立つようにも感じた。


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3 コメント

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阿修羅? (プヒ)
2011-01-04 23:25:19
アスラって日本語の阿修羅でしょうか?
webで探したけどたどり着けませんでした
どんな魚なんでしょうか?
池系の淡水魚だとは思うのですが??
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あけ・おめ (仙台のせえべえ)
2011-01-05 03:11:24
年賀状、ありがとうございました。いずこにいるのかな?と躊躇しているうちに賀状を頂戴し感謝感激です。そのうちサカナ君みたいな世紀の大発見とか・・・
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ことしも (かりぶ@タメル)
2011-01-05 16:40:36
プヒさん
清流の、ウグイに似て非なるサカナですが、調べます、すこし時間をください。
今年もよろしく!

せえべえさん
○○のリセット中です・・・遊びすぎ?!
春学期講義の間は東京のつもりです。
今年もよろしく!
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