命のカウントダウン(健康余命3605日)

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山梨コロナ女性と厚生族

2020-05-06 21:59:37 | 新型コロナウィルス

山梨のコロナ女性の不適切な行動について、ネット上が姦しい。

始めの報道では、PCR検査が出る前に高速バスで東京に戻ったとありましたが、それでも、PCR検査の結果待ちの段階で公共交通機関に搭乗するのはいかがなものかと思っていた。

後日、本当はPCR検査で陽性と分かってからバスに乗ったということが判明し、マスコミは強い非難口調でそのことを報じた。

確かによろしくない行動だと思いますよ。

でも、そんなにもそんなにも非難されることなのか?

避難している人は、コロナ陽性と分かったのに、自粛要請を無視して公共交通機関を利用して移動した事を責めておられるようだ。

「これは、バイオテロだ。殺人未遂罪ではないのか。」

等とまでおっしゃっている。

 

私は2月のダイアモンド・プリンセス騒動を思い起こしてしまう。

あの時、2月20日前後に、「2月5日からの検疫から2週間が経過し、症状もなくPCR検査(2月5日前に施行していた人多数)が陰性であった人は「感染している恐れはないことは明らか」」だと厚生労働省は明言した。

そしてご丁寧に陰性証明書なるものまで作成し、公共交通機関を使って帰宅してよろしいとお達しを出した。

その後、「陰性証明書」を携えて帰宅した元乗客の中から、COVID-19患者が少なくとも23人出現した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55984820S0A220C2CZ8000/

さすがに、これらの方が、ダイアモンド・プリンセスを降りてから感染したのだろう とまではさすがの厚生労働省も言わなかったけれど・・・・

発症者が数人レベルだったら、強弁していたかもしれないと思う。

 

山梨のハッチャけた?20代女性をリンチにするくらいなら、こんな対応をした権力者を・・・少なくとも23倍は責めるべきだと私は思うのですがね!!
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/740583/

日本医師会が推薦している、医師である自見はな子議員の。「現場で一番大切にしたのは、船内で死者を出さないことだった。」というご意見には本当にあきれ返ってしまう。死にそうになったら船を下ろせと言っているに等しい。下記の記事は、そんな1例だと思われる。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/testimony/detail/detail_03.html

この方は、船を降りてから亡くなったから・・・・自見はな子氏は最低限の目標を達したのだろうか???本当に疑問だ!!!こんな人に票を入れたことを私は恥じる。次回は絶対に入れない!!

 

未曽有の事態だからこそ、リーダーたるものの資質が問われるのだ。未曽有の事態であったことを失敗の言い訳にするようなリーダーなんて要らない。

個人の不適切な行動を責めるより、権力者の不適切な行動を是正させるように圧力をかけましょう。

少しでも、未投資の明るい世界を 次世代に手渡すことが出来る様に

 

 


自宅療養と宿泊療養

2020-05-06 15:01:28 | 新型コロナウィルス

厚生労働省によると、4月28日午前0時時点で、PCR検査の陽性者は8711人で、そのうち入院している、あるいは一両日中の入院が確定している人は5558人。宿泊療養している人は862人。一方、自宅療養の人は1984人。PCR陽性者のうち、およそ23%が自宅療養していることが分かった。

実際に家族の誰かが感染したとして、模擬的に「自宅療養」を試してみると、その困難さが体感できると思う。

file:///C:/Users/Administrator/Downloads/COVID19-17-200402.pdf

要約すれば、感染者はマスクをして部屋に閉じこもっていろ。食事などの世話は、だれか一人「健康そうな」人が管理をして部屋に出し入れしろ。トイレや入浴等で部屋から出るときはその触ったものを消毒して回れ。ですかねぇ。感染者専用のトイレ、洗面所が確保できれば良いですが・・・なかなかむつかしいですよね。だから・・・家族内感染が減っていないし、厚労省も、軽症者も原則、自宅療養ではなく宿泊施設などで療養するよう通知しています。

宿泊療養、整備されてきたのですが、まだ、自宅療養者の半数くらいにとどまっていますね。

感染管理という意味ではベターであることは間違いありませんが・・・・

患者さん側になると・・・管理される事が嫌なのでしょうね。

確かに、ホテル暮らしというと聞こえはいいですが・・・・

豪華客船でのクルージング が、部屋から出てはいけない と命令された途端、見えないウィルスが数多うろついている狭い牢獄に幽閉されたも同然 に豹変してしまうわけで。

ホテル暮らしもご同様ですよね。2週間ほどの辛抱だとは思うのですが・・・・2週間って・・・・長いですよねぇ。

誰も、会いに来てくれないし!!

自宅療養していて、症状急変に気づかないまま亡くなってしまった例が10例近くありましたよね。

いずれも中高年男性だったように思います。

急変の可能性が高い方は、是非とも入院または宿泊療養をしていただきたい。

あららあ、65歳以上は宿泊療養に該当しないのか!糖尿もあるしなぁ。私は入院しかなさそうですね!

現在、色々な理由で自宅療養を選択されている方々。患者さん自身もご家族も・・・正しく対応すればうつさない、うつらないと信じて・・・

隙を見せずに頑張ってください。

開けない夜は無いけれど、感染拡大させると、闇は続いてしまいます。まずは手洗い。窓を開け、そして距離も開けてください