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ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

高級HDMIケーブル DLC-9150ES おバカ購入編

2010年11月06日 | オーディオ

 [警告] 以下ネタバレ(?)を含みます。 開梱時のドキドキ感を味わいたい方は、この記事の閲覧をお控えください 

 

 

 

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 皆様ごきげんよう。 今回は羽振り良くお送りしていきますヨ  そう、タイトル通り、例のモノを入手しました。 先ずは梱包から取り出した状態をご覧ください。

 

 

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 『高級HDMIケーブルを買う』と書いたのは、DA7000ES(のスピーカー端子)が壊れるちょっと前…。 SC-LX83の導入も控えているため、スキー用品をケチって購入を前倒しいたしました。 私もまさかこんなべらぼうな価格のケーブルを買うなんて、自分でも思っていませんでした 

 

 まぁしかし、一応、天下のSONY製ですからね…。 ソニーファンかどうかは抜きにしても、聞いた事も無いメーカーのウン〇万のケーブルより、やはり信頼感はケタ違いに大きいです また、この程度の価格で出せたのも大手メーカーの資材調達力(etc.)があってこそのようで、ケーブル専門メーカーが同じ素材・グレード・長さのモノを出そうと思ったら10万円は軽く超えてしまうのではないか、とはS社技術者談… 

 

 さて、こちらの"DLC-9150ES"、実は"ソニーストア"(通販)で購入したものです。 おそらく、一般のお店ではしないであろう、不織布での丁寧な包装(保護)がなされていました。 さすが鳴り物入りの高級品。

 

 

Dsc00172

 

 パッケージは、『初めての高級ケーブル』な私から見ると過剰に丁寧な造り 某クチコミでは『それなりに贅沢なパッケージ』という程度の情報だったので、この豪勢な造りは全く予期していませんでした。

 

 ちょっと話は逸れますが、2010.11現在、ソニストでは"ソニーストア新装開店記念"(?)として、ID登録しているユーザーに対して一回限り使用可能の15%OFFクーポンが配布されています。 (詳細はソニーストア通販HPを参照) 私はそれに加えて、追加適用可能な5%OFFクーポンも所持してまして、今回は実質20%OFFでお買い物が出来たんです。

 

 ということで…。

 

 

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 ババン(笑)

 

 「アンタ、バカぁ!?」 byアスカ うん。 バカかも…

 

 

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 バババン(哀)

 

 『お代官様。 本日は巷で評判の"えいちでぃえむあい"なる菓子折りを持参いたしました…。 どうかお納めを』

 『ほほう、これはこれは…。 そちも大層悪よのぅ…』

 『『ふぉ、ふぉ、ふぉ~』』

 

 …ツマンナイ寸劇 悪事など働いておりませんので邪推なさいませぬよう 気になる総額は…訊かないでくださいナ 

 

 で、3本も頼んだ理由ですが、

 

 ・ PS3(BDプレイヤー) → AVアンプ

 ・ SACDプレイヤー → AVアンプ

 ・ AVアンプ → テレビ

 

 という3つの経路に使うためでした。 今後、できることなら映像・音声別出力BDプレイヤーの導入をしたいと考えていますが、それをしたとしてもホームシアターをするにあたって最低2本は必要で、音楽プレーヤーのXA5400ESは、SACD/DSD両用プレイヤーとして重宝しているので入れ替える予定は無いので、無駄になることはありません。 (他の機器、BRAVIA W5、PS3と接続するには高級過ぎるかもしれませんが)

 

 

 

 閑話休題。 それでは気になる中身をご紹介。

 

 

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 化粧紙板を外したところ。 おそらくこのケース外装も紙製だと思うのですが、手触りはホントに高級菓子折りの箱のようです。 (悪い意味ではなく)

 

 開けますと。

 

 

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 中もマットな質感の素材で覆われていて(内部緩衝材は微細発泡・高密度のスポンジです)、右下には銘板も貼付。 唯一、中央の取説のみが"THE・家電"っぽい部分かと。 フタのポケットには別紙となる保証書が在中。

 

 

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 コネクタの上面の写真です。 この部分の写真はメーカーHPなどでも公知ですね。 削り出し風ヘアライン加工の表面と、金メッキ端子。 『そこまでやるか!!』のこれも金メッキされたビスです。

 

 

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 コネクタ部下面。 上面と打って変わって、角が落とされエンボス調の柔らかな質感。

 

 これらの素材は亜鉛ダイカスト("ダイカスト"は鋳造法の一種)、アルミ製ではありません。 この素材と中の構造によって、端子接触面に悪さをする有害な微細振動を防止(※)するのだとか。

 

 

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 これもケーブル自体が大きく振動しないようにするため?のスタビライザー。 厚さからして、ノイズ除去の"フェライトコア"ではないです。 この金属スタビライザーはケーブル下流に付いています。 その少し上流にも薄い樹脂テープが張り付いています。 その薄い樹脂テープも振動対策との説明。

 

 ケーブル外装には"新開発高音質PVC"なる物々しい名前の素材が使われていますが、その質感は簡単に言ってスーパーボールを触った感じに似ています。 このプニプニ感も低振動設計の一環なのかしら?

 

 

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 カッコイイ銘板もしっかり付いて、『飾っても良し』の一品となっています。 (…え?w)

 

 

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 三バカ揃い踏み。 …って、バカは私のほうっす… 

 

 

 

 今回はここまで。 近々音質レビュー…といきたいのですが、毎度『良くなった』なーんて書いたって全然ツマンナイですよねぇ… とはいえ、音質に関して言えば、同社の"きしめんケーブル(DLC-HE**HF)"より艶やかな音になったのは確かです。 (艶ってナニ??) 本格的なレビューは期待しないでくださいネ。

 

 

 

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※ 外部からの物理振動と、中を流れる電気信号とは全く関係ないように思われますが、振動の影響で導線、接点の"電導率"、"ノイズ混入率"が絶えず変化することは実測で確認されています。 (特に接点であるプラグ部分で発生する歪は顕著) それが音・映像にどのように関わっているのかは具体的には不明ですが、なるべく無くすほうが有利だと考えられています。 (DLC-9**0ESに、振動を完全に遮断する性能がある、という意味ではありません)

 

 また、リスナー各人の嗜好、メーカーごとの価格設定の違いなどもあって、「価格」と「映像/音の良し悪し」は明確な関係にはありません。

 

 

 

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