生活面で太田光代さんの「仕事も楽しまなきゃ損」(5月29日)という文章を目にした。読んでみて、太田さんは自分の置かれた立場を常に前向きにとらえているから成功しているのだと思った。
中学生の時、吹奏楽部員だった私。フルートを希望したのだが、あみだくじでクラリネットの担当になった。悔しさをバネにして必死に練習した。高校でもフルートを希望したが、顧問の先生から「経験者が少ないので」とクラリネットをすすめられ、「あなた自身もその方が楽しいと思う」と言われた。当時はその意味が分からなかったが、練習を重ねて、アンサンブルコンテストで金賞を獲得した。
大学では事前にフルートを購入して入部。しかし、合奏ではみんなと音がなかなか合わない。今度は逆に、クラリネットだったら思い通りにふけたろうにと悔しくなった。
何事もやってみなければ分からない。たとえ希望と違っても、置かれた状況でベストを尽くせば良い結果につながることもある。そして、何事も楽しもうとしなければ損をするのは自分自身なのだ。
朝日新聞声欄掲載 みさきっすママ
中学生の時、吹奏楽部員だった私。フルートを希望したのだが、あみだくじでクラリネットの担当になった。悔しさをバネにして必死に練習した。高校でもフルートを希望したが、顧問の先生から「経験者が少ないので」とクラリネットをすすめられ、「あなた自身もその方が楽しいと思う」と言われた。当時はその意味が分からなかったが、練習を重ねて、アンサンブルコンテストで金賞を獲得した。
大学では事前にフルートを購入して入部。しかし、合奏ではみんなと音がなかなか合わない。今度は逆に、クラリネットだったら思い通りにふけたろうにと悔しくなった。
何事もやってみなければ分からない。たとえ希望と違っても、置かれた状況でベストを尽くせば良い結果につながることもある。そして、何事も楽しもうとしなければ損をするのは自分自身なのだ。
朝日新聞声欄掲載 みさきっすママ
