牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

ハルピンラーメン 雷屋 (西早稲田)

2005年09月16日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
ラーメン激戦区の高田馬場/西早稲田にあって、なんとなく以前から気になっていた「ハルピンラーメン 雷屋(いかずちや)」に行きました。
場所は早稲田通り沿いで一風堂より少し穴八幡寄りでローソンの2軒となり、坦々麺専家 玉丹の少し手前にあります。

店名にもなっているハルピンとは、ニンニクや玉葱などを醤油ベースのたれに漬け込んでつくるという独特なもので旧満州、ハルピン市が発祥。本店が長野県諏訪市にあり、満州生まれの味を諏訪で育てたとのことです。

味の決め手はニンニクを5年寝かせた秘伝の「寝かせダレ」、わかりやすく言えば甘辛系なのですが、醤油がベースだろうと思いながらも味噌系がミックスされたような独特の味で、魚系の出汁も効いています。

他所では食べられないオリジナリティあふれた美味しさの上、値段もリーズナブル。基本のハルピンラーメンが650円な上、半ライス、麺大盛り、杏仁豆腐のいずれかがサービスされます。
有名店だとラーメン1杯で1,000円近くも取る店が多い中で、この値段設定は良心的です。焼き餃子、グラス生ビールともに280円とサイドメニューもリーズナブルです。

もちろん味も本格派で美味しいのですが、特徴がはっきりしているだけに、この味が諏訪同様に東京でも受け入れらるかは微妙なところかもしれません。
また、食べた後のにんにく臭にも気をつかいたいところです。