更新に間があいて、すみません。
来週、娘の音楽教室の関係で、エレクトーンを搬入するので、ひたすら、部屋のそうじをしていました。
掃除をしていると、家庭教師時代につくった、手書きのプリントが、わんさか出てきました。
担当していた、ある生徒さんが、私立校の中学、高校の子供だったので、市販の問題集がない場合が多く、その子のためだけに、問題作成もしました。
私立校だと、教科書以外の先生独自の教えるものも多く、とくに、現代文や古文では、教科書にない文章を教えていることもありました。
芥川龍之介の、「羅生門」を教科書で教えたあと、学校の先生は、教科書に載っていない「藪の中」を授業で教えたので、定期テストで出す、と言われたときが、一番、キツかったです。
芥川龍之介、の作品は、すっごく難しいうえに、高校一年に、「藪の中」という、歴史的価値観を知った上での人間の業や醜さをテーマにしたもの、を、一回、学校で授業受けただけで、全員理解できるわけではないし、ましてや、テストで点数とれるわけでなく。
なので、家庭教師として、学校の先生の授業プリントやノートを見て、どんな問題を出しやすいか?を予想し、まったく、参考できる問題集もなく、自分だけで作ったものです。
(「藪の中」なら、入試問題集、過去問を探せば、どこかにあるかもしれませんが、テスト一週間前に、突然、言われ、探すこともできず…。国語だけでなく、リーダー、グラマー、日本史、現代社会、世界史、数学、生物、化学、現代文、古典、漢文、ついでに、テスト直前は、「聖書」まで、教えてたので、現代文だけにかかりきりになれず。でも、いろんな科目を教えられて楽しかった!キリスト教の「聖書」の勉強とか、すっごくワクワクしてやってました。公立高校出身の私としては、新鮮で♪)
最近までは、
「全員が、参考書や問題集をつくるのが好きだし、誰でも作れる」
「どの教科でも、多少、ムラや、得意不得意はあるけど、塾講師や家庭教師なら、教科書と参考書さえ読めば、教えられる」
と、思いこんでました。
でも、最近になって、
「みんなが、そうではない」と気がつきました。
自分が、小さい頃から「境界線パーソナリティ障害」をわずらっていることを最近、気がつきました。
それで、自分の「劣等感」は、障害によるのかも?と。
今までは、
「中学でも、私は学年一位になったことないから、誰よりも、勉強苦手な塾講師。(最高が、学年5位。英語だけは、ほぼ学年1位。)」とか
「みんなは、楽に、5教科オール5とってる。同じ、オール5でも、わたしは、毎日五時間、土日は、八時間、勉強して、やっととれる」
「勉強をしない、とか、テストで点数とってない人は、勉強は、本当は私よりもできるのに、他に、違う能力があるから、あえて、していない」
と、本気で思ってました。
塾講師時代に、同僚に、
「セザールさんは、勉強好きですよね」
「なんで、こんなに、短時間で、問題作れちゃうんですか?」
「どの教科も、教えるとか、すごいね」
とか、色々言われたんですが、当時は「???」でした。
「みんな、私よりできるのに、なんで私をほめるんだろう?あ、そうか、今、辞められると、後任の人を探す時間がないほど忙しいから、私が辞めないよう、わざと、ほめているんだ」
と、本気で思ってました。
普通なら、そういう私の考えって、「実はそう思っているふりして、自分は頭いい、と自慢してるんでしょ」と思われるかもしれません。
でも、違うんです、本気なんです。
それが、障害なんです。
境界線パーソナリティ障害の、不必要なほどの劣等感。
今は、その考えが、障害によるもの、と認識したので、
「みんなが、勉強好きなわけではない」
「一番勉強ができるわけではないし、トップレベルの学力はないけど、平均以上の学力はある。少なくとも、偏差値55~60くらいの大学は狙えるレベルの学力はある。」
とは、認識するようにはなりました。
「勉強ができる」ことを、自分の武器にしよう、と、決心しました。
他の人をバカにする、という意味でなく、自分の特徴ととらえる、という意味で。
料理とか裁縫とかは、どんなに努力しても、うまくいかない自分がいる。
でも、「勉強」と「絵」だけは、努力するだけ能力があがっていく実感があります。もう、40歳にも近づいてきていても、成長しているのが自分でもわかります。
なので、やはり、勉強関係の漫画を描く、同人活動は続けたい、と思います。
続けないかぎり、上手くはならないから。
3月の「コミックライブin名古屋」と、4月の「名古屋コミティア」には、申し込み完了しました。
抽選に外れなければ、出られると思います。
「コミックライブin名古屋」の方は、「れきカワ(歴史を可愛く!)」をテーマにした、グッズ(シールやポストカード)などを中心に出します。「名古屋コミティア」の方は従来通り、育児&歴史まんが、中心です♪
ではでは、これからもよろしくお願いいたします。
来週、娘の音楽教室の関係で、エレクトーンを搬入するので、ひたすら、部屋のそうじをしていました。
掃除をしていると、家庭教師時代につくった、手書きのプリントが、わんさか出てきました。
担当していた、ある生徒さんが、私立校の中学、高校の子供だったので、市販の問題集がない場合が多く、その子のためだけに、問題作成もしました。
私立校だと、教科書以外の先生独自の教えるものも多く、とくに、現代文や古文では、教科書にない文章を教えていることもありました。
芥川龍之介の、「羅生門」を教科書で教えたあと、学校の先生は、教科書に載っていない「藪の中」を授業で教えたので、定期テストで出す、と言われたときが、一番、キツかったです。
芥川龍之介、の作品は、すっごく難しいうえに、高校一年に、「藪の中」という、歴史的価値観を知った上での人間の業や醜さをテーマにしたもの、を、一回、学校で授業受けただけで、全員理解できるわけではないし、ましてや、テストで点数とれるわけでなく。
なので、家庭教師として、学校の先生の授業プリントやノートを見て、どんな問題を出しやすいか?を予想し、まったく、参考できる問題集もなく、自分だけで作ったものです。
(「藪の中」なら、入試問題集、過去問を探せば、どこかにあるかもしれませんが、テスト一週間前に、突然、言われ、探すこともできず…。国語だけでなく、リーダー、グラマー、日本史、現代社会、世界史、数学、生物、化学、現代文、古典、漢文、ついでに、テスト直前は、「聖書」まで、教えてたので、現代文だけにかかりきりになれず。でも、いろんな科目を教えられて楽しかった!キリスト教の「聖書」の勉強とか、すっごくワクワクしてやってました。公立高校出身の私としては、新鮮で♪)
最近までは、
「全員が、参考書や問題集をつくるのが好きだし、誰でも作れる」
「どの教科でも、多少、ムラや、得意不得意はあるけど、塾講師や家庭教師なら、教科書と参考書さえ読めば、教えられる」
と、思いこんでました。
でも、最近になって、
「みんなが、そうではない」と気がつきました。
自分が、小さい頃から「境界線パーソナリティ障害」をわずらっていることを最近、気がつきました。
それで、自分の「劣等感」は、障害によるのかも?と。
今までは、
「中学でも、私は学年一位になったことないから、誰よりも、勉強苦手な塾講師。(最高が、学年5位。英語だけは、ほぼ学年1位。)」とか
「みんなは、楽に、5教科オール5とってる。同じ、オール5でも、わたしは、毎日五時間、土日は、八時間、勉強して、やっととれる」
「勉強をしない、とか、テストで点数とってない人は、勉強は、本当は私よりもできるのに、他に、違う能力があるから、あえて、していない」
と、本気で思ってました。
塾講師時代に、同僚に、
「セザールさんは、勉強好きですよね」
「なんで、こんなに、短時間で、問題作れちゃうんですか?」
「どの教科も、教えるとか、すごいね」
とか、色々言われたんですが、当時は「???」でした。
「みんな、私よりできるのに、なんで私をほめるんだろう?あ、そうか、今、辞められると、後任の人を探す時間がないほど忙しいから、私が辞めないよう、わざと、ほめているんだ」
と、本気で思ってました。
普通なら、そういう私の考えって、「実はそう思っているふりして、自分は頭いい、と自慢してるんでしょ」と思われるかもしれません。
でも、違うんです、本気なんです。
それが、障害なんです。
境界線パーソナリティ障害の、不必要なほどの劣等感。
今は、その考えが、障害によるもの、と認識したので、
「みんなが、勉強好きなわけではない」
「一番勉強ができるわけではないし、トップレベルの学力はないけど、平均以上の学力はある。少なくとも、偏差値55~60くらいの大学は狙えるレベルの学力はある。」
とは、認識するようにはなりました。
「勉強ができる」ことを、自分の武器にしよう、と、決心しました。
他の人をバカにする、という意味でなく、自分の特徴ととらえる、という意味で。
料理とか裁縫とかは、どんなに努力しても、うまくいかない自分がいる。
でも、「勉強」と「絵」だけは、努力するだけ能力があがっていく実感があります。もう、40歳にも近づいてきていても、成長しているのが自分でもわかります。
なので、やはり、勉強関係の漫画を描く、同人活動は続けたい、と思います。
続けないかぎり、上手くはならないから。
3月の「コミックライブin名古屋」と、4月の「名古屋コミティア」には、申し込み完了しました。
抽選に外れなければ、出られると思います。
「コミックライブin名古屋」の方は、「れきカワ(歴史を可愛く!)」をテーマにした、グッズ(シールやポストカード)などを中心に出します。「名古屋コミティア」の方は従来通り、育児&歴史まんが、中心です♪
ではでは、これからもよろしくお願いいたします。