毎日、たくさんのアクセスをありがとうございます。
前回の続きで、ブラック塾業界シリーズ。
前回は、進学塾と学習塾の違いをお話しました。
今回は、正社員で働いた進学塾をやめて、学習塾でバイトを始めた私の話をしたいと思います。
その塾は、地域密着型の個人塾で、塾長以外は、みんな、バイトでした。
私のような、他の塾からの転職(バイトとしてですが)した人もいれば、学生バイト、もいたり。
実は、私はその塾で、大学時代、バイトをしてて、私が就職したあと、私の後任で、実母がバイトに入り、その実母の口利きで、バイトとして出戻りしてきた、という経緯がありました。
なので、実母と同じバイト先になり、実は不安でしたが、実際働いてみると、そうではありませんでした。
お互いの才能を認め、一番、やりやすい同僚という感じで。
実母は、情報分析が得意、で、私は、その分析をもとに文書や表をつくるのが得意です。
それで、いままで、その塾には、高校の学力偏差値がひとめでわかる資料がなかったので、私と母でつくったりしました。
内申点をもとに、公立と私立を一気に表にしたうえに、公立は、一群、二群、Aグループ、Bグループ(愛知県の公立入試制度)に分けて書いたので、どのように、志望校設定をしたらよいのか?ひとめでわかるようになってました。
先生用には、公立高校なら、内申重視、当日点重視なのか、内申&当日点のどちらも重視なし、なのか?もわかるようにしていました。
実母は、すごく私を頼りにしてくれ、高校入試においては実母の方がキャリアは上なんですが、私立中学入試においては、私のほうが詳しいので、そちらの仕事は私が中心となって動きました。
このように、実母とは、戦友として、お互いの力を発揮して充実した仕事をできましたが、いかんせん、塾長との間でトラブルがおき、私はそれで、塾をやめました。
辞めた理由は、ひとえにいってしまえば、「この人から、学べるものはない!」と思ったからです。
塾長は、英語専門で生きてきた人でした。そのため、おそらく、日本の大学入試を経験してないのでは?と疑ってしまうレベルの、入試知識でした。
「センター試験なんて簡単」と言うのです。
「でも、あなたの得意分野の英語だけ、センター試験の過去問解いたんですよね?普通、センターは、センター利用の私立でも、三教科はうけますよ。国公立なら、文系、理系、の科目、どちらも解きますよ。自分の苦手な教科も得意な教科もやらなきゃいけないので、ひとえにセンター簡単とは言えません」と返答しても、「でも英語は簡単よ」としか塾長から返ってこず、「いや、それはあなたの得意分野だから…」と、話が堂々巡りするばかり。
また、高校入試直前に、その塾長は、生徒さんに英語の授業で、教科書の本文を覚えさせてました。
私や母が、「英語の入試問題は、初見の英文を読むんだから、実際の過去問を解かせ、初見の英文を読みながら、どう正解をだすか?を教えてあげないと!」と言っても、「すべての単語を覚えれば大丈夫よ」としか言わず。
「いや、私立高校入試は、教科書外の単語もたくさん出ますけど。」と私たちがいくら言っても、「でも、教科書は大切よ」と、私たちの言葉を聞いたのかわからない返答。
また、私立中学受験についての知識も皆無で、小6になってから、突然、「私立中学受験したい」という生徒さんを入塾させたり。
私が、「私立中学入試は、特殊な学習が必要で、最低小5の春からでないと、間に合わないです!」と言ったら、「小5のときに一度断ったんです。でも、どうしても、と言われて。」と。
そして、私が詳しいから、カリキュラム設定とか頼んできて…。
しかも、なぜか、そのやりとりを、私がフランスに新婚旅行行っているときに。
事前に、この日からこの日はフランスなので、連絡できません、と伝えてあるのに、平気でメールしてきて。
おかげで、そのときの通信代はすごいことになるし。
何度も、「今は、フランスにいて、時差もあるから、帰ってからにしてください」とメールしても、ガン無視して、連絡してくるし…。
おかげで、頭の中で時差計算しながら、メールしましたよ。たとえ、私が真夜中にメールを受けても、相手には夜中にメールしないように、と。まあ、時差計算は、社会科講師にはお手のものですから(笑)。
でも、まあ、その程度なら、「世間知らず」とか「お互いの価値観の違い」などですみましたが、どうしても許せない出来事がおきました。
それはまた次回に。
前回の続きで、ブラック塾業界シリーズ。
前回は、進学塾と学習塾の違いをお話しました。
今回は、正社員で働いた進学塾をやめて、学習塾でバイトを始めた私の話をしたいと思います。
その塾は、地域密着型の個人塾で、塾長以外は、みんな、バイトでした。
私のような、他の塾からの転職(バイトとしてですが)した人もいれば、学生バイト、もいたり。
実は、私はその塾で、大学時代、バイトをしてて、私が就職したあと、私の後任で、実母がバイトに入り、その実母の口利きで、バイトとして出戻りしてきた、という経緯がありました。
なので、実母と同じバイト先になり、実は不安でしたが、実際働いてみると、そうではありませんでした。
お互いの才能を認め、一番、やりやすい同僚という感じで。
実母は、情報分析が得意、で、私は、その分析をもとに文書や表をつくるのが得意です。
それで、いままで、その塾には、高校の学力偏差値がひとめでわかる資料がなかったので、私と母でつくったりしました。
内申点をもとに、公立と私立を一気に表にしたうえに、公立は、一群、二群、Aグループ、Bグループ(愛知県の公立入試制度)に分けて書いたので、どのように、志望校設定をしたらよいのか?ひとめでわかるようになってました。
先生用には、公立高校なら、内申重視、当日点重視なのか、内申&当日点のどちらも重視なし、なのか?もわかるようにしていました。
実母は、すごく私を頼りにしてくれ、高校入試においては実母の方がキャリアは上なんですが、私立中学入試においては、私のほうが詳しいので、そちらの仕事は私が中心となって動きました。
このように、実母とは、戦友として、お互いの力を発揮して充実した仕事をできましたが、いかんせん、塾長との間でトラブルがおき、私はそれで、塾をやめました。
辞めた理由は、ひとえにいってしまえば、「この人から、学べるものはない!」と思ったからです。
塾長は、英語専門で生きてきた人でした。そのため、おそらく、日本の大学入試を経験してないのでは?と疑ってしまうレベルの、入試知識でした。
「センター試験なんて簡単」と言うのです。
「でも、あなたの得意分野の英語だけ、センター試験の過去問解いたんですよね?普通、センターは、センター利用の私立でも、三教科はうけますよ。国公立なら、文系、理系、の科目、どちらも解きますよ。自分の苦手な教科も得意な教科もやらなきゃいけないので、ひとえにセンター簡単とは言えません」と返答しても、「でも英語は簡単よ」としか塾長から返ってこず、「いや、それはあなたの得意分野だから…」と、話が堂々巡りするばかり。
また、高校入試直前に、その塾長は、生徒さんに英語の授業で、教科書の本文を覚えさせてました。
私や母が、「英語の入試問題は、初見の英文を読むんだから、実際の過去問を解かせ、初見の英文を読みながら、どう正解をだすか?を教えてあげないと!」と言っても、「すべての単語を覚えれば大丈夫よ」としか言わず。
「いや、私立高校入試は、教科書外の単語もたくさん出ますけど。」と私たちがいくら言っても、「でも、教科書は大切よ」と、私たちの言葉を聞いたのかわからない返答。
また、私立中学受験についての知識も皆無で、小6になってから、突然、「私立中学受験したい」という生徒さんを入塾させたり。
私が、「私立中学入試は、特殊な学習が必要で、最低小5の春からでないと、間に合わないです!」と言ったら、「小5のときに一度断ったんです。でも、どうしても、と言われて。」と。
そして、私が詳しいから、カリキュラム設定とか頼んできて…。
しかも、なぜか、そのやりとりを、私がフランスに新婚旅行行っているときに。
事前に、この日からこの日はフランスなので、連絡できません、と伝えてあるのに、平気でメールしてきて。
おかげで、そのときの通信代はすごいことになるし。
何度も、「今は、フランスにいて、時差もあるから、帰ってからにしてください」とメールしても、ガン無視して、連絡してくるし…。
おかげで、頭の中で時差計算しながら、メールしましたよ。たとえ、私が真夜中にメールを受けても、相手には夜中にメールしないように、と。まあ、時差計算は、社会科講師にはお手のものですから(笑)。
でも、まあ、その程度なら、「世間知らず」とか「お互いの価値観の違い」などですみましたが、どうしても許せない出来事がおきました。
それはまた次回に。