昨夜は十数名の友人たちと深夜まで〝年忘れジャズパーティ〟を行った。
この会はこれまで何度か不定期で開催しており、ジャズの好きな仲間たちの家に一品持ち寄りで出かける、いわばポットラック・パーティだ。
持ち寄るのは何も飲み物や食べ物だけではない。今回は心に残る1曲をCDで持ち寄った。
いろいろな曲が集まって、自己紹介しながらそれを1曲ずつ聴いていくのはなかなか楽しいものだが、私はこのローズマリー・クルーニーのアーリーヒッツというベスト盤の中から、3曲目の「 I Still Feel The Same About You」を選んで持参した。
この曲は学生の頃、FENで聴いてとても気に入り、その場ですぐさまメモを採って、この曲の入ったLPレコードを探し入手した(レコード名は忘れてしまった)。
ただこの当時は貧乏学生だったために、今のように気に入ったレコードを片っ端から手に入れて聴くなどということは到底できないことだった。だから今以上に愛着を持って入手したレコードを、繰り返し繰り返し聴いていた。
この曲でロージーは妹のベティ・クルーニーと共にデュエットしているだが、これが実にいいハーモニーを奏でており、聴いている時はまさに夢心地であった。
そんな折り、ジャズファンで名が通っていた先輩のO氏の家に招かれる機会を得た。
O氏の家は練馬の石神井公園の脇にあった。
私はローズマリー・クルーニーのレコードを抱えてその家に行くと、思い切って玄関をノックした。
「おう、きたか」と口ひげを生やしたO氏が出てきて、自分の部屋に招き入れてくれた。
部屋にはモノクロのジャズのポスターがあちこちに貼ってあり、大きなJBLのスピーカーからはすさまじい音でコルトレーンがかかっていた。あれは間違いなく「アセンション」だったと思う。
既に他の友人たちも来ていて、一瞬「どうも」という目で挨拶をするものの、みんなこの音楽を理解するのに必死の様子だった。
まぁ、半分は覚悟していたのだが、どうやら私が持参したレコードは完全に場違いのシロモノだった。
....ちょっと長くなりそうなのでこの続きは明日書きます。
私は変化球の「IZ」を持っていったのですが!
新しい年あけましたが
今年も楽しい年になりますよう
力不足の所が多々ありますのでご助言・ご助力 くださいね!
私も初めての体験でした。
今年は変化球も直球も受け止めたいと思います。
お手柔らかにお願いいたします。