愛ちゃん(わたしの母)は 86歳で 旅立ち
千クン(私の父)は94歳で 4, 5年前位から 特養で お世話になっている。
愛ちゃんが 旅立つ前まで・・は
元気で 散歩も20分位 ひとりで していた
80歳に 千クンは 心臓を患い 車で40分位さきの団地に
愛ちゃんと 二人で 住んでいたけど
信じられないほどの 健康だった 千クンが
毎年のお正月には わたしのマンションにて
一緒に 娘、ひ孫との 1泊食事会を ずっと していたので
その年の お正月も その予定であった
けど その1月2日・・ わたしのところに 来たときには
千クンは 信じられないほどの 動悸 息切れで
すぐ 近くの 病院へ
そして 入院・。
とても 危ない状態だった・・。
それでも 2ヶ月近くの入院で 元気になり 退院。
それを 機に
もう 80歳になった 両親を 二人にするのは とても 心配になり
わたしの住んでいた 住宅に 両親を 住ませ
その目の前の 路地を挟んだところに 同居人の購入したマンションへと
わたしが 移り住むことになった・・。
このマンションは 4階で 角部屋になり
窓から 路地の反対側に 両親の窓が 見える
窓を 開けると 声も 聞こえてくる
私の住んでいた 住宅は 4階の超古い県営・。
けど 「お~~い!」
といえば 聞こえてくる 位置関係だった
毎日 夕方には 食事を 持って行き
昼間は ひ孫が 小学校の帰りに 必ず
「千じぃ~!」と ドアを 叩いて
おやつを そこで 食べて 昼寝をしていた
そんな 生活が 5年以上だったか・・な
ある日 ひ孫 (わたしの孫)が
いつものように 「千じぃ~!」と
呼んでも いつもの 反応が 悪いことに 不思議に 想い
わたしの娘こと ママに 電話した。
すぐ 救急に運ばれ 入院。
もし 高齢の父母、ふたりだったら
きっと もっと はやく 亡くなってしまったと 想われる
そんな ひ孫は もうすぐ 21歳になる
今は アメリカの大学生だけど 休みで 2週間だけ 日本へと 帰国中
千クンが 通院ということで
病院へ来てくれた
アメリカでは もう マスクなしの 生活が あたりまえだから
この日本に来て マスク生活が 超 鬱陶しいく わずらわしいと・・。
そんな中で 驚いたのは
ひいじぃ~ちゃんの 千クンは ボケもあるので
マスクが とても わずらわしくて
「なぁんだ! こんなモン!}
と、 マスクを 何度も 何度も 外そうとするそうだけど
ひ孫の かれは とても とても それが 心配で
「ダメだよ! コロナになっちゃうよ!」
そう言っていたそうだ
なにしろ かれは だいぶ 変わっていて
日本人離れの 性格かなぁ・・・・
そんな わたしの 孫は 千クンも 旅立ってしまった 愛ちゃんも
とても とても 大切にしている
外見は まさに アメリカ帰りの ヤンキー兄ちゃんだけどね