虹色仮面 通信

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全権監督!

2020-11-14 05:22:00 | スポーツ
デイリースポーツより。

楽天・三木肇監督(43)が退任し、来季監督として石井一久ゼネラルマネジャー(47)が就任することが12日、分かった。
三木監督は2軍監督に配置転換される。

楽天は三木監督が就任1年目となった今季、投手陣の故障や負傷者などの影響で8月以降に失速。
55勝57敗8分けの4位に終わり、CS進出を逃した。

球団は今季のチームの戦いぶりを踏まえ、課題だった走塁への意識改革や若いコーチの成長など、三木監督の手腕を評価。
来季の続投を検討する一方で、中長期的な常勝チーム構築へ、三木監督の能力を生かすための配置転換を含め、適材適所への人材配置を模索してきた。

球団はコロナ禍での変則日程によって新体制を作りの時間が限られる状況で、これまでの方向性を維持しながら、さらに来季のチームを前に進めるための検討を続けてきた。

その中で18年9月に現職へ就任し、編成部門でチーム作りの中心となってきた石井GMが、来季監督として現場の陣頭指揮を執る方向に固まった模様だ。<了>

もしかしたら…とは思っていましたが、ホントに「そうなるんだぁ」って、このニュースを聞いて思いました。
GMと監督を兼務するって、過去にあったのだろうか?
考え方によっては「全権監督」ということになりますね。

ここ数年の楽天の監督人事については「?」ばかりです。
もう少し長い目で見ることはできないのでしょうか。
それを主導するのは球団(フロント)なのか?もしくは石井GMなのか?
または親会社の意向?
いずれにしても拙速すぎますね。

三木監督が率いた今季も後半に失速しましたが、その経験を活かして来季チャンスを与えるべきだと思います。
前任者(平石氏)も含めて、拙速すぎる判断な気がします。

1年で結果を出すなら、球団やGMとして戦力の強化(分厚いくらいの充実)は必須です。
その点に関しては「?」があります。

そんなに楽天球団の事情は詳しくないですが、三木氏は監督というよりコーチのキャラクターに感じます。
なので、来季は2軍監督として(配置転換?復帰?して)若い選手たちを育てるのは適任だと思っています。

やはり監督には、風格というか雰囲気を持った人じゃないとダメだと思います。
そういうポジションですからね。
リーダーシップの面から見ても、相手チームへの無言のプレッシャーの面から見ても…。
その点、近年の監督はスケールが小さくなった気がします。
社会の影響も少なからずあるのかもしれないですけど。

石井GM兼監督がどんな手腕で楽天を率いるのか?
ここ2年の監督人事からすれば、1年で結果を残さないと自らの責任問題になる状況(瀬戸際)です。
個人的には、優秀な番頭さん(ヘッドコーチ)を置いて、それぞれの現場は各担当コーチにしっかり任せることがポイントじゃないかと思います。

石井新監督が何かと前面に出るようだと、危険信号が灯るような気がしています。
さてどうなりますか?