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和田英作の油絵

2023-10-03 13:53:10 | 古いもの


多摩川下流の矢口の渡しの夕暮れ風景です。
コバルトブルーを基調にしたこの絵は、
英作(1874-1959)、明治20年代半ばの初期作です。
拙さがかえって好ましく、心地よさを感じます。
その後、明治27年20歳の時に、それまでの師だった原田直次郎が病のため、
黒田清輝の天真道場に入門。どんどん腕を上げて、明治30年23歳の時には、
代表作「渡頭の夕暮れ」を描き上げます。

 (キャンパスに油37×45センチ、額50,5×58センチ)
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