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小さな如来立像

2019-02-10 11:25:46 | 古いもの

  

純金無垢の、小さいけれど存在感のある如来立像。
古代密教が盛んだった中部ジャワ出土で、7~8世紀にさかのぼるものです。
小壺に収められていたと聞きました。
火中しているように見えますが、929年頃のメラピー山大噴火で、中部ジャワ一帯が溶岩に埋まったことによるものです。
インドネシアの古代金製品は、質量ともに世界でトップクラスです。それは、紀元前からの香料貿易による金の集積地であったこと、さらに近隣地域の金鉱脈に恵まれていたことによるものです。

 (高さ5,2センチ)

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