近くて近い国、韓国出張

昨日の夜、韓国出張から帰国しました。

今回は韓国での学生募集活動と模擬授業が出張の目的でした。

韓国ソウルの大手の日本語学院で
模擬授業に参加してくれた日本への留学希望者の学生たちと話をしました。
彼らが日本へ来たい理由はどうやら３つに分かれるようです。

まず
『就職をしたい・就職のチャンスをつかみたい』という人が５分の３ほど。
韓国は日本以上に就職難。
もちろん選ばなければ仕事はある、ということですが、
日本語も上級レベル以上の参加者たちは
どうにか日本語を使って、日系企業、日本企業に就職したいと思っているようです。
でも日本の現状はどうでしょうか、、、。
今は語学だけができても、それは普通。
企業から求められる『雇われ得る能力』が日本人と同じように韓国人にも必要とされているのです。

次に
『日本の音楽（ビジュアル系）が好き・アニメが好き・ファッションが好き
だから、日本に行きたい』という人が５分の１
未だに海外で人気の高い「XーＪＡPＡＮ」
香港、イギリス、フランス、オーストラリア、アメリカ、韓国と私の学生にも「XーＪＡPＡＮ」が好きで
日本に留学した人たちがたくさんいます。
侮れないビジュアル系です。

最後に
『純粋に小説の翻訳・通訳にないたい』という人が５分の１ぐらいでした。

韓国にはインターネット上に日本の小説を自由に翻訳して投稿する、というサイトがあり
人気だそうです。
ちょっとだけ趣味程度に翻訳するのは、大丈夫ですが、
仕事にするには需要が少な過ぎ、翻訳者は多過ぎます。
激しい競争が起こっています。
それを説明会ではっきり言ってしまうと、『夢が打ち砕かれてしまう』ので
『すごい努力が必要』と話しておきました。
結局は自分の努力の問題です。

３つのグループとも『これから自分は何をしたいのか、そのためにはどうすればいいのか』
ということを考える『キャリア』の視点が必要だと思います。
留学は高い授業料を払い、家族にも負担をかける自己投資です。
やっぱり慎重に将来を見つめ、決めてほしいと思います。

ところで、今回、参加してくれた学生たちの共通点は、みんな『日本が大好き』
そして『日本に期待』している、ということです。
嬉しいことですよね。

東京羽田空港からソウル金浦空港までは２時間前後。
飛行距離は変わりませんが、気持ちはグッと近くなった韓国、
そんなふうに今回は感じました。

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写真はインサドンのお茶屋さん
みどりがいっぱいで、いい感じです

韓国・ソウルより

韓国ソウルからです。

ありがとう、こんにちは！しか、韓国語を話せなくても
どうにか一人でソウルのホテルまでたどり着いた私です。

韓国にはタクシーが2種類
普通のタクシーと料金はちょっと割高だけれど、安全な模範タクシー
今回は教務課の人に　
「先生は絶対に模範タクシーで来てください」といわれ
その割高だけれどサービスのよいタクシーに、金浦空港から乗りました。

韓国も渋滞がすごいですね。
明洞のホテルまで、約1時間かかりました。
実はタクシーの中でお昼寝、、目が覚めてもまだ目的地には
着いていませんでした。

タクシーの中で寝る、なんて、ほかの国ではなかなかできないのですが
これも模範タクシーという気持ちが心のどこかに安心感を生ませたため
でしょうか、、、。

写真なしですが、うまくインターネットがつながったので、更新できました。
また、明日チャレンジしてみます

辛い物好きのソウル出張

昨日は休日出勤で学校説明会でした。
でも、実際はその合間を縫って、月曜日からのテストの準備。
きっちり作って、監督に入ってくださる先生の机の上におきました。

実は今日の午前の便でソウルへ行きます。
学生募集とＡ日本語学院でのCallシステムを使ったシャドーイング・シンクロリーディングの
模擬授業のため。
相変わらずの一人での出張です。

韓国の食べ物は辛い物好きの私にはとっても嬉しいのですが、
いかんせん、言葉の通じない韓国なので、Ｂ級グルメツアーもままなりません。
４日間、無事にお仕事が進みますように。
それにおいしいものと巡り会えますように。

今晩は、家族で最近ハマっているアメリカのドラマ（DVD）を見てしまいました。
それで、荷造りを始めたのが午後11時ぐらいから。
今ちょっと前にやっと終わりました。
片付けもの、、、苦手です。

さて、ブログですが
韓国から更新できるでしょうか？　ちょっとチャレンジしてみますが、
ダメだったら、しばらくブログはお休みになってしまいます

写真は昨年釜山に出張した時に食べた韓国料理

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甘さに癒される

今日も、日本語学校回り。
少々疲れました。
お昼に研究室に戻り、事務処理など
午後、試験問題を作り、３時から会議。

明日は休日出勤です。

さあ、甘いものを食べて、うちに帰りましょう。

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写真は高田馬場駅近くの「FEALTERIA」のケーキ

生き方の最適化

人の心の闇は深く暗い、、、

自分を見つめると、けっこう矛盾があります。
心で思っていることと、口から出たことばは正反対
きれいに生きたくても、なかなかうまくいきません。

現実との妥協、、、
それを生き方の『最適化』と言った人がいます。

うまく言い表したものだな、と思います。
妥協は『最適化』

そう考えれば
ちょっと明るくなれます。

今日も学校は波乱含みでした。
波乱は、時に面倒くさくて、、、
正義や義務や責任に目をつぶり、『最適化』を目指している私です。

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こんにゃく料理専門店

今日は同僚の先生と一緒に『学生募集』の説明に日本語学校へ。
１３時、１校目、学生数６００名近くのＡ日本語学校に到着。
そこで見かけたのが『こんにゃく料理専門店』
ほんとうはＡ校のご近所にある老舗のお寿司屋でランチを食べる予定でしたが、
写真の新メニュー「こんにゃく月見饂飩」にひかれて、店に入ってしまいました。

こんにゃくづくしの饂飩ですが、最近体重増加が気になる私としては嬉しいメニューです。
今日１日のカロリー摂取を大幅に減らし、大満足でした。


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成功の裏に失敗と努力あり

以前、『鬼』のように厳しい弁護士さんと一緒に仕事（司法通訳翻訳）をしたことがあります。
本当に妥協のない仕事ぶりで、何度怒られたことか、、、。

弁護士さん、もちろん、エリートです。
収入もかなりのもの。
でも、話によると、青春時代は勉強のみに費やし、遊ぶ暇もなかったそうです。
（私は学生時代、遊び過ぎて、卒業が危なかったことも、、、）
そして、その後の下積み。
数えられないくらいの失敗もしたそうですが、
その失敗の積み重ねの中から、前向きに自分を築き上げていった、努力の人です。
彼の仕事に対する信念も徹底していて、ぶれがありません。

実は、私と同年齢。
あまりに厳しく注意され、『同じ年齢なのに、何さ！』って悔しかったこと、多々あり、でした。
一方で詳しくは書けませんが、殺人、強盗、詐欺、地下銀行、薬物など、ちょっと信じられないような
犯罪の現状を知ることができました。
（かなり怖かったですよ～）
弁護士さんと仕事を一緒にしながら、私は学び、訓練を受けました。
ほんとうに私の生き方に大きな影響を与えた職場、上司でした。


さて、現在『鬼』のような上司は、同年代のいい友人、アドバイザーに変身。
時々一緒に食事をして、お互いの情報を交換しています。

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はい、ボクが行きます

次男が髪の毛を逆立てている

髪を逆立てると、額にある２センチほどの傷が見える。

小学生の時、旅行で行った式根島でつけた傷だ。
サイクリングで小さな島を一周しているとき、仮面ライダーの気分になった次男は
坂道カーブを曲がりきれず壁に激突、実は頭蓋骨が見えるくらいの傷で、血だらけになった。
まあ、実際にはたいしたことがなかったのだが、
その時は、島にいる東京の大学病院の若い当番医（１ヶ月に一度ぐらいで変わる）が
焦って「ヘリコプターで東京に運びましょう」と私たち家族に言った。

その後、時間が経つに連れて、次男がみるみる元気になるとは、、思ってもみなかった私たちは
医者の言葉を聞いて青ざめた。
（結局はヘリコプターに乗るまでもなく、血が止まり、頭を包帯でぐるぐる巻いて、船で帰ったのだが）

その『ヘリコプター』の話が出た瞬間、
中学生だった長男がいきなり一歩前に出て

『はい、ボクが弟と一緒にヘリコプターで行きます』と言った。

あまりにもタイミングのよい受け答え、、、。

母である私でなくとも、そこにいたみんなが長男の魂胆みえみえの発言に
驚いた。（可笑しかった）
もちろん彼は弟のことがそんなに気になっていたのではない。
ただ、「やったー！ヘリコプターに乗れる」と単純に考え、『ボクが行きます』という
積極的な発言に至ったのだ。

笑える、、超単純でお気楽な人間である。

その長男のお気楽さは大学生になった今も変わらない。
この厳しいご時世を「適当に」泳いでいる。
長男も次男も将来どうしようと考えているのか、皆目分からない。

でも、時にその何も考えていないお気楽さに、呆れながらも本当に癒される。

動画は長男のマジック

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教師募集あれこれ

お隣の科では２年連続で新卒の日本語教師を募集しています。
嘱託ですが、待遇は決して悪くありません。

今日はどうやら書類選考に通った人たちの面接だったようで
リクルートスーツに身を包んだ初々しい学生さんたちが数名、緊張した面持ちで面接を待っていました。

お隣は１０年、２０年先を見越した日本語教師のリーダーを育てようとしています。
ですから日本語教育を大学、大学院でしっかり学んだ新卒を採用しているのです。
すでに３０年以上の歴史がある科です。
５０代の現在のリーダー、次世代をになう４０代、３０代、２０代と世代ごとに教師を育てています。
すごいですよね～、、、OJTもしっかりとしています。

さて、私たちのところは、イマイチ計画的に教師の採用ができていません。
お隣の科と違って、こちらは進学課程ではなく、卒業後日本企業への就職を目指す
留学生を対象としています。在校生たちは上級超級レベルの日本語を話し、
すでに国で大学、大学院を修了、半数は仕事の経験があります。
年齢も２０代後半が大半です。
ですから私たちの科では社会経験があり、語学だけではなくキャリア教育を担える教師を求めています。

教師募集も対象の学生と科の目的によってさまざまですね。

近々、私たちの科でも教師を募集する予定。
専任一同、祈るような気持ちで、応募してくる先生を待っています。

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壊滅的打撃

先週の金曜日、私たちの科のＡ先生から突然の電話。
身体の具合が悪く、絶対安静を医者から言い渡された、とのことでした。

週９時間、Ａ先生が担当する時間を来学期どうにか埋めなくてはなりません。

残すところ前期は３週間、この時期に、、、壊滅的打撃です。
週明け、またまた先生探し。
私の仕事は先生探しなのか、先生をすることなのか、っていうぐらい
人探しに奔走しています。

写真は長男が集めている怪獣たち　と
私が集めている『石』
私のコレクションが、なぜか小学生の時から長男の怪獣ランドの『岩』に使われています。

私のご自慢の超レアな『石』は
中央の茶色いレンガのような色の石。
シルクロード７世紀頃栄えた砂漠の都市遺跡に落ちていたもの、明らかに人の手が加えられた
模様が入っています。

でも、砂漠から出してしまうとただの茶色い破片。
さらに、この石の価値がわからない長男にかかっては、怪獣ランドの背景です。

『石』もあるべきところになければ輝かないのですね。

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面接試験を自分が受ける

学生に就活の指導をし、面接練習の相手をしている最近ですが、
今日は自分が面接試験を受けました。
緊張しました～

場所は幕張。
何でそんな遠くまで行くのかと思うのですが、
実は全国で面接実技試験は、大阪・東京（幕張）の２カ所のみ。
東日本の受験者はどうやらみな東京会場だったようです。
２００名ほどが一人２５分ずつの試験と口頭試問を受けました。
昨日の学科試験よりはよくできたような気がするけど、、、
やっぱり結果は神のみぞ知る！です。

さて、教師を長くやっていると、自分が出した宿題の量が、適当であったか、
学生は試験を受けるとき、どのような気持ちがするのか、など
あまり気にならなくなってしまいます。
そう考えると、教師もたまには学生になって試験を受け、
ドキドキしてみるのもいいものですね、、、。

写真は天王洲アイルから運河沿いのカナルカフェ方面。
カナルカフェ、なんどもテレビドラマに登場する素敵なレストランですが、
地元民の私、、、未だ一度も行ったことはありません。
ムード抜群！なのだそうです。

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おもろ町から、まじめなお便り

友だちからメールが来ました。
実はかた～いお役所の人です。
現在、遠い沖縄で勤務をしている転勤族です。

まじめな友人のメールの最後には
お役所の所在地「那覇市おもろ町」という住所があります。
『おもろ町』っていう『おもろい』町で（←多分意味は違うと思いますが）
堅～くお仕事をしていると思うと、やっぱり（私にはすごく）「おもろい」のです。

９月中旬、久しぶりに東京に研修に来るので、夜食事でも一緒にしない？という
お誘いでした。
喜んで、とお返事しましたが、当日はソウル出張から帰国する日。
夕刻、羽田から霞ヶ関に直行です。
滅多に会えない友人、情報交換や雑談が「おもろい」はず
楽しみです。

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写真は青森で食べたごちそう
魚市場から上がったばかりの「めばる」が絶品でした

試験を甘くみてはいけない

題名の通りです。

今日は◎十年ぶりに受ける資格試験でした。
けっこう準備していったにも関わらず、難しい、、、。
特に法律関係、、、
私が最も不得意とするところの暗記が重要な鍵
周りの人の鉛筆を走らせる音が、気になる、、、、
こんなことも◎十年ぶり、、、
論述試験の時間も足りなかった。
学生に『小論文』や『卒業研究』の指導をしているのに、、、。
ひとえに自分の準備不足です。

ま、来年もあるし、長い目で合格を目指しましょう！
と、以外に早くあきらめている私です。
（とはいうものの、明日も面接試験です）
発表は１１月、
結果は神のみぞ知る、、、


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第３者の目

１日から仕事再開しましたが、
今週は週末２日間が（６月から青息吐息で準備して来た）資格試験。
土曜日は学科試験、日曜日は面接試験です。

今週はその受験勉強にかける（短期メモリーで、つまり一夜漬けで）、、つもりでしたが、
学校の授業再開、問題続出で毎日へろへろ、、、。
帰宅後、家事をすませるとすぐに眠くなってしまいます。

試験はダメかも、、、ちょっぴり弱気になっています。

来週も月曜から土曜日まで連続勤務、日曜日から韓国出張で
結局１６日まで休みなしです、、。

ところで、私は全く韓国語がわからないのに
ここのところ毎年韓国への出張があります。それもひとりで出張です。
中国語を教えているのに、中国への出張は皆無。
なんだか、変だな～。

韓国に行くと、日本で日本語を勉強する外国人の気持ちが少しわかります。
言葉が通じないって、不安です。
電車に乗っても、タクシーに乗ってもドキドキ。
何度も地図を見たり、（仕方なく）英語で話しかけたり。
コンビニでどこまでも頑固に、日本語を使って店員に話しかけている私。
第３者の目で見たら、ホント、滑稽でしょうね～、、、。

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サポーターがやってくる

10月からまたまた大学生のサポーターが授業に参加します。
前期はＡ大学、Ｂ女子大（どちらも女子大）国立Ｃ大学の２０人ほど
後期はD大の留学生２名、Ｃ大の１０名、そしてなぜか野球部の猛者が５、６人加わるD大学
様々な授業にメンバーとして参加、という形で加わります。

もともと教室は学生と教師だけでした。
そこにサポーターが加わると、教室はかなり生き生きと動き始めます。
学生がサポーターと協力して新しい環境を築いていきます。
どちらもお互いの利用（活かし方）に試行錯誤ですが、それも徐々に改善されていくようです。

毎年、学生、サポーターともに互恵性の高い教室活動ができる一方で
受け入れ側の負担（サポーターのお世話・指導・コーディネート）も少なくはありません。。
それでも毎年４０名近いサポーター（教育実習生）を引き受けているのは
受け入れの大変さ以上の収穫があるから、、、。

さてさて、どんな学生たちがやってくるのか、、
今からとっても楽しみです。

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