| 夫に投げた鍵、架線引っかけ電車ストップ ６日午前７時２０分ごろ、佐賀県唐津市のＪＲ筑肥線浜崎駅内の架線に鍵が引っ掛かっているのを駅員が発見し、撤去作業のため約４０分間運転を見合わせた。下り線ホームにいた女性（２５）が、「鍵がない！」と上り線ホームで叫ぶ夫にあわてて投げた鍵が、約８メートルの高さにある上り線の架線に引っ掛かった。このトラブルで筑肥線の上下線のほか福岡市営地下鉄も一時運休した。ことの重大さを知った夫婦は「すみません」と平謝りだったという。 駅によると、鍵が引っ掛かったのは６日午前７時６分ごろ。駅上下線には発車直前の筑前前原行き、西唐津行きがそれぞれ停車していた。上り線車両最後部付近のホームで「こっちだ！」と叫ぶ夫に向かって、下り線車両最前部のホームにいた妻がキーホルダー数個が付いた鍵を投げた。上下線ホームの距離は約１０メートル。あわてた妻が投げた鍵は、男性の手元ではなく、高さ約８メートルの位置にある上り線の架線に引っ掛かってしまった。「急いでいた」という妻はそのまま同７時８分発の下り電車に乗車。鍵の引っ掛かった位置が上り線の車両最後部よりも後方だったため、上り線はそのまま発車した。 それから約１０分後、駅員が架線にぶら下がっている鍵を発見。後続電車を止める手配をするとともに、作業員を呼び、撤去作業を開始した。このトラブルで、上下線２本が部分運休、３本が最大４７分の遅れ、約１５００人に影響。筑肥線と連絡する福岡市営地下鉄も運休や最大８分遅れで、約７１００人に影響した。 鍵を投げた妻は電車に乗ってから約３０分後、同駅に戻ってきた。自分が引き起こした運休トラブルの状況を知らされると、ひたすら「本当にすみません」と平謝りだったという。夫もすぐに戻り一緒に謝った。 駅によると、妻を駅まで見送った夫が自宅の鍵を持っていないことに気付き、改札口付近から、電車に乗り込もうとした妻に向かって「鍵がないぞ！」と叫んだ。やりとりを聞いていた駅員の好意で改札口を走り抜けた夫は、駅舎のある上り線ホームから渡線橋を渡って妻の所に行こうとしたが、電車が発車直前だったこともあり、妻は鍵をあわてて投げたという。 駅では、ショックを受けた様子の夫婦に「今後は十分に気を付けてください」とやんわり注意したが、遅れによる損害賠償請求はしないという。 |
夫に投げた鍵、架線引っかけ電車ストップ - 社会ニュース nikkansports.com
自重wwwww