| ミラン・ガットゥーゾ左目病気で治療専念 ＡＣミランＭＦジェンナーロ・ガットゥーゾ（３３）が２４日、左目に視神経の病気を抱えていることを明かした。第六脳神経まひの問題で、左目で左横をみるときに二重に見えてしまうという。同選手は記者会見を開き、「最初はがんなのではとも考えたが、そうでなくて安心した。前は三重に見えていたのが今は二重になったので少しは良くなっている。今はサッカーより日常生活が大事」などと明かした。当面は治療に専念し、４カ月後の再検査でも良くなければ手術するという。 |
| 鹿島大迫が延長前半に決勝弾／ナビスコ杯 ＜ナビスコ杯：鹿島１－０浦和＞◇決勝◇２９日◇国立 立ち上がりから一進一退の攻防が続いた。前半１１分に最初のチャンスを作ったのは鹿島。ＭＦ野沢のＦＫからエリア内でＦＷ興梠が頭で合わせたが、ボールはバーを越えた。浦和は同２０分にＭＦ山田、ＭＦ原口の連係から最後はＭＦ梅崎がエリア内左から左足シュートを放ったが、枠をとらえることはできなかった。前半は０－０で折り返した。 浦和は後半の立ち上がりで、数的不利な状況に陥った。同２、５分とＭＦ山田直がイエローカードをもらい退場となった。攻勢に出る鹿島は、同１８分にＦＷ田代を投入して前線にＦＷを３枚並べたが、幾度の決定機を決めきれず。逆に同３５分にＤＦ青木がこの日２枚目のイエローカードで退場となった。試合は０－０のまま延長戦に突入した。 浦和はＭＦ鈴木に代えてＭＦ小島、鹿島はＭＦ小笠原に代えてＭＦ増田を投入して延長前半を開始した。同４分にはその増田が約２５メートルのミドルシュートもＧＫ正面。浦和も同１３分に原口のドリブル突破から、最後はＤＦ高橋がシュートもＧＫに防がれた。均衡を破ったのは鹿島。前半終了間際にエリア内からのＦＷ興梠の右クロスにＦＷ大迫が右足で合わせて、先制点を奪った。１－０と鹿島がついにリードを奪い、延長前半を折り返した。 攻めるしかない浦和は延長後半２分に、左クロスにＤＦ高橋が飛び込んだが、ヘディングシュートは右に外れた。逃げ切りに入る鹿島はコーナーポスト付近でのボールキープで時間を稼ぎながら、同８分にはＭＦ柴崎のシュートがバーをたたいた。試合はそのまま１－０で終了。鹿島が９年ぶり４度目の優勝を飾った。 |
| 阿部のレスター、エリクソン監督を解任 イングランド２部リーグでＭＦ阿部勇樹が所属するレスターは２４日、エリクソン監督（６３）の退任を発表した。 レスターは２２日のミルウォール戦に０－３で敗れ、５勝４分け４敗の勝ち点１９で１３位と低迷しており、解任とみられる。後任はかつてレスターを率いたオニール氏が有力視されている。 スウェーデン人のエリクソン監督は外国人で初めてイングランド代表の指揮を執った経験があり、昨年１０月にレスターの監督に就任した。 |
| マンＵがダービーで歴史的大敗／プレミア ＜プレミアリーグ：マンチェスターＵ１－６マンチェスターＣ＞◇２３日◇マンチェスター 通算１６０度目の「マンチェスター・ダービー」でマンチェスターＵが歴史的大敗を喫した。前半は押し気味の試合展開だったが、２２分に右サイドを崩されると、相手ＦＷバロテリに先制点を献上。後半２分には、ＭＦシルバとのワンツーパスで抜けたバロテリをＤＦエバンスが倒して一発退場。同１５、２４分にも左サイドからのクロスをバロテリ、アグエロに決められて０－３。同３６分にはＭＦフレッチャーがミドルシュートを決めたが、同４４、４６、４８分と立て続けに３失点。退場者を出したことでＦＷルーニーが守備に回ることが多く、攻撃陣がかみ合わなかった。 ホームの公式戦での連続不敗試合が３７でストップし、首位マンＣとの勝ち点差は５に広がった。 |
| 香川が先制弾！槙野はベンチ／ブンデス ＜ブンデスリーガ：ドルトムント－ケルン＞◇２２日◇ドルトムント ドルトムントの日本代表ＦＷ香川真司（２２）が今季リーグ戦２得点目となるゴールを決めた。ホームで同ＤＦ槙野智章（２４）の所属するケルンと対戦。前半７分、左からのクロスを受けてゴール中央に走り込み、巧みに先制点を流し込んだ。槙野はベンチスタートとなった。 |
| 【福岡】１年で降格「申し訳ない」／Ｊ１ ＜Ｊ１:福岡１－３新潟＞◇第３０節◇２３日◇東北電ス 最下位福岡が４試合を残し１年でＪ２降格した。前半２分に先制されるとあせりから落ち着きがなくなり、後半も２失点。終了間際に後半途中交代出場のＦＷ高橋泰（３１）が一矢報いるのがやっとだった。試合後、勝利しかない状況での完敗にイレブンはうなだれた。ＭＦ成岡翔（２７）は「応援をしてくださったサポーターや福岡の皆さんに申し訳ない。残りの試合をプロとしてしっかりやりたい」と悔しさいっぱいだった。 |
| 故松田直樹氏にＪリーグ功労選手賞 Ｊリーグは１８日、理事会を開き来季日程について、ロンドン五輪期間中にリーグ戦を開催する方針を示した。１１月の理事会で正式に決定される。大東和美チェアマン（６２）は「実行委員会で代表選手を多く抱えているクラブから意見があった。理事会では期間中もやるという意見が多かった」と話した。また、８月に急逝した故松田直樹氏（享年３４＝元松本山雅）と昨季限りで引退した三浦淳宏氏（３７＝元横浜ＦＣ）への功労選手賞の表彰も発表された。 |
| 香川不発ドルト２連敗で最下位／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：オリンピアコス３－１ドルトムント＞◇１次リーグＦ組◇１９日◇ピラエウス 日本代表ＦＷ香川真司が所属するドルトムント（ドイツ）が、オリンピアコス（ギリシャ）にアウェーで１－３で敗れた。前半８分に先制され、同２６分にゲッツェのクロスをレワンドフスキが巧みなトラップからシュートを決めて同点に追いついたが、同４０分にオリンピアコスＦＷジェブールの個人技で勝ち越しゴールを許し、後半３３分にはＦＫからモデストに頭で決められ突き放された。 香川はトップ下でスタメン出場。前半６分にゴール前で相手ＧＫと１対１となりループシュートを狙ったがクロスバーを外れた。同１５分には左足シュートがネットを揺らしたが、オフサイド位置にいたレワンドフスキがプレーに関与したためゴールは認められなかった。結局、不発に終わったが、序盤から何度も好機に絡み、１－２とリードされた後半２１分に退いた。 ドルトムントは２連敗で１分け２敗の勝ち点１で４位。初勝利を挙げたオリンピアコスは１勝２敗の勝ち点３で３位。 |
| 長友が決勝起点 インテル首位／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：インテルミラノ１－０リール＞◇１次リーグＢ組◇１８日◇リール インテルミラノ（イタリア）が前半に挙げた１点を守りきりリール（フランス）を下して２連勝とし、勝ち点を６と伸ばしてＢ組首位に立った。前半２１分、左サイドバックで出場したＤＦ長友佑都が相手パスをカット。これがサラテからスナイデルへつながった。スナイデルはパッツィーニとのワンツーで突破し、走り込んだサラテへスルーパス。ゴールライン付近からのサラテの折り返しのクロスをスナイデルがスルーし、フリーのパッツィーニが右足で蹴りこんだ。後半に入るとリールが攻勢となったが、ＧＫジュリオセザールの好セーブなどで守りきった。長友はフル出場し、決勝点の起点となるなど堅実なプレーで無失点勝利に貢献した。リールは２分け１敗の勝ち点２で４位。 ＣＳＫＡモスクワ（ロシア）はトラブゾンスポル（トルコ）に３－０で快勝し、両チームとも１勝１分け１敗の勝ち点４で並んだ。ＭＦ本田圭佑はけがで欠場した。 |
