| ファンデルサル有終飾れず／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：バルセロナ３－１マンチェスターＵ＞◇決勝◇２８日◇ロンドン 今季限りの引退を表明しているマンチェスターＵのＧＫファンデルサルにとっては、苦い現役最終戦になった。 後半９分にメッシに勝ち越し点を許すなど３失点。アヤックス（オランダ）時代を含めて５度目の決勝に臨んだ４０歳のＧＫはチームを救えず「負けたのはもちろん残念。でもキャリアの最後にいい結果が、誰に対しても与えられるわけではない」と話した。 |
| メッシ決勝弾、バルサ４度目Ｖ／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：バルセロナ３－１マンチェスターＵ＞◇決勝◇２８日◇ロンドン バルセロナ（スペイン）がマンチェスターＵ（イングランド）を下し、２季ぶり４度目の優勝を決めた。マンチェスターＵは２００９年に続いてバルセロナに決勝で敗れ、４度目の栄冠を逃した。 ほとんどの時間帯で主導権を握ったバルセロナは前半２７分、ペドロのゴールで先制。１－１の後半９分にはメッシが勝ち越し点を奪い、２４分にはビリャが加点した。メッシは欧州ＣＬで１シーズンの最多得点記録に並ぶ１２点を挙げ、３季連続得点王となった。バルセロナはスペインリーグとの２冠を達成。マンチェスターＵはルーニーが前半に同点としたが、実らなかった。 バルセロナは欧州代表として、１２月に日本で開催されるクラブＷ杯に出場する。 |
| 家長マジョルカ敗戦も17位残留／スペイン ＜スペインリーグ：Ａマドリード４－３マジョルカ＞◇２１日◇マジョルカ 日本代表ＭＦ家長昭博（２４）が所属するマジョルカが２１日、リーグ最終節でＡマドリードに敗戦も、勝ち点４４でリーグ１７位となり、１部残留を決めた。家長はベンチ入りしなかった。試合後、１８位デポルティボの敗戦に家長は歓喜の輪に加わりハイタッチ。「最後は負けたが、それで残留できたのは運もある。勝ち点１差で残れたのも１年間の頑張りだと思う」。欧州１季目は１４試合２得点。半年間を「あっという間やった。今日は外から試合を見たけど、改めてやっぱりレベルは高かった。この半年を来年につながるように生かしたい」と振り返った。 |
| 長友、最終戦で今季２点目／セリエＡ ＜セリエＡ：インテルミラノ３－１カターニア＞◇２２日◇ミラノ ＤＦ長友佑都が所属するインテルミラノは最終戦を白星で飾った。長友は先発フル出場し、後半１８分、今季２点目となるゴールを決めた。 インテルミラノは２３勝７分け８敗の勝ち点７６の２位で全日程を終えた。 |
| チェルシー、アンチェロッティ監督解任 プレミアリーグ、チェルシーは２２日、アンチェロッティ監督の解任を発表した。後任は決まっていない。同監督は２００９年就任。０９～１０年シーズンにクラブ初のリーグとイングランド協会（ＦＡ）カップの２冠を達成したが、今季はリーグで２位に終わるなど無冠だった。 |
| シャルケ優勝、内田は途中出場／ドイツ杯 ＜ドイツ杯：シャルケ５－０デュイスブルク＞◇決勝◇２１日◇ベルリン 日本代表ＤＦ内田篤人が所属するシャルケは２部リーグのデュイスブルクに大勝し、９シーズンぶり５度目の優勝を果たした。内田は５－０の後半３６分から途中出場した。 地力で勝るシャルケは前半１８分にドラクスラーが先制点を決めた。その後もフンテラールが２ゴールするなど、攻撃の手を緩めなかった。 |
| ＶＶＶカレン連発！最終戦へ／オランダ ＜オランダリーグ・プレーオフ：ＶＶＶフェンロ２－０フォレンダム＞◇２２日◇フェンロ ＶＶＶフェンロが１部残留へまた近づいた。ホームに２部フォレンダムを迎えた入れ替え戦２回戦第２戦で、ＦＷカレン・ロバート（２５）が２戦連続の先制点。右クロスのこぼれ球を右足アウトサイドでゴール右にたたき込んだ。チームは後半にも加点。これをＤＦ吉田麻也（２２）を中心に守りきった。 ＶＶＶは２－０で勝利し、２戦合計４－１で入れ替え戦最終戦進出が決定した。最終戦で２部ズウォレに勝てば、１部残留が決定する。カレンは「今日はホームでは負けないと思っていたし、１点取った後は、次の試合のことを考えていた。調子は良い。結果も出ているし、気分も良いので、体が自然と動いてくる。ボールをくれという感じ」と胸を張った。 |
| ミランＭＦピルロが退団を表明 ＡＣミランのイタリア代表ＭＦアンドレア・ピルロ（３２）が１８日、退団を表明。今季までの契約は延長せず、ユベントスへの移籍が確実という。また同僚のＦＷフィリッポ・インザギ（３７）ＤＦアレッサンドロ・ネスタ（３５）は契約を１２年まで１年延長した。 |
| さよならミスターアタックチャ～ンス テレビ朝日系「パネルクイズ アタック２５」の司会で知られた俳優児玉清（こだま・きよし）さん（本名・北川清＝きたがわ・きよし）が１６日午後０時２８分、胃がんのため都内の病院で死去していたことが１７日、明らかになった。７７歳だった。がんが肝臓に転移し、４月からすべての仕事を休止。本人はがんであることを知っていたという。この日夜に会見した長男大祐さん（４１＝会社員）は「立派な父でした」と気丈に話した。 児玉さんは、病室で妻好子さんと長男大祐さんにみとられ息を引き取った。東京・渋谷区の自宅兼事務所で会見した大祐さんによると、４日前に容体が急変したという。目にうっすらと涙を浮かべながら「父はずっと復帰するつもりで頑張っていた。最期は苦しまずに休まれました。十分立派な父でした」と気丈に話した。遺体は、１６日深夜に自宅に戻った。 児玉さんは今年２月下旬に食欲不振などの体調不良を訴え、都内の病院で検査した。３月中旬に胃がんと判明し、同時に肝臓に転移していることも分かった。ほぼ末期状態で、手術ができる状態ではなかったという。抗がん剤治療も１度行われたが、効果がなかった。大祐さんは「父は病院嫌いで、昨年も病院で『胃カメラをのんでみては』と言われていたのですが、その時は辞退していた」と振り返った。 ３月２３日にＮＨＫＢＳプレミアム「週刊ブックレビュー」の収録を行ったのを最後に入院し、治療に専念した。同３１日、事務所を通じて「肝機能障害」と発表し、「アタック２５」の収録をキャンセル。その後のすべての仕事を休止、延期するとした。病名を肝機能障害としたのは家族の意向で、児玉さん自身はがんであることを知っていた。大祐さんは「切り絵や、絵を描きたいと言っていた。でも何よりも仕事に戻りたいという気持ちが強かった」。 児玉さんは０２年に長女奈央子さん（享年３６）をスキルス性胃がんで亡くしている。４歳の息子を残し、自宅で亡くなった。くしくも奈央子さんと同じ胃がんが死因となった。 児玉さんの代名詞ともなった「アタック２５」は、７５年の放送開始以来３６年間続く長寿番組となった。歯切れのいい進行ぶりと、こぶしを握る「アタックチャンス」のポーズが茶の間の人気を集めた。トータル出演回数は１７９３回を数えた。 ◆児玉清（こだま・きよし）本名・北川清。１９３４年（昭９）１月１日、東京都生まれ。学習院大独文学科卒。東宝の第１３期ニューフェースで５８年に「隠し砦の三悪人」で俳優デビュー。映画「戦場にながれる歌」、日本テレビ系「花は花よめ」など多くの作品に出演。司会者として、７５年からテレビ朝日系「パネルクイズ アタック２５」、９１年からＮＨＫ「週刊ブックレビュー」を担当。読書家で、著書に「寝ても覚めても本の虫」などがある。元東宝女優だった妻好子さんとの間に１男１女をもうけた。 |
| カレン先制！ＶＶＶが先勝／オランダ ＜オランダリーグ・プレーオフ：ＶＶＶフェンロ２－１フォレンダム＞◇１９日◇フォレンダム 吉田麻也とカレン・ロバートが所属するＶＶＶフェンロは、来季の１部残留を懸けたプレーオフの２回戦第１戦で２部のフォレンダムに２－１で先勝した。２人はともにフル出場。トップ下のカレンは前半に先制点を決めた。吉田はセンターバックで出場。第２戦は２２日にホームで行われる。 プレーオフは１、２部を合わせた１０クラブがトーナメントを戦い、２クラブが来季の１部でプレーする。 |
