文屋

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■ヒマ=雪+アラヤ=蔵、詩誌『ヒマラヤ』を創刊しました。

2009年11月12日 18時32分16秒 | 







詩の雑誌、『ヒマラヤ』を創刊しました。
ヒマラヤ同人は、

海埜今日子
太田 潤
広瀬大志


私、萩原です。

ネットを通じて、比較的すんなりと事がはこんで
創刊しました。

なんだか、作る段階からいろいろと興奮しながら
雑誌を編集しました。
貴重な体験です。

目次と後記を掲載します。

4人の同人が、各10頁ずつという検討で
詩と散文を掲載しています。



ヒマラヤ創刊号 もくじ

珠玉                   萩原健次郎   ●
『現世紀』より三篇            広瀬大志    ●
抜来手羅しる               広瀬大志    ●
こはんのやどは、あたしをかれた…     海埜今日子   ●
Serie「夜警」 書誌         太田 潤    ●
北斎、ありえないかたちが創造により    海埜今日子   ●
  狭間で結びつき、たしかな現実を…。
歌姫の年代記(1) 第1幕(歌姫探偵団) 太田 潤    ●
透明な喩体     伊東静雄について     萩原健次郎   ●



後記

ヒマラヤとは、雪(ヒマ)と蔵(アーラヤ)の合成語であることを知った。それから、道元の「正法眼蔵」の文中に「雪山喩大涅槃」という言葉を見つけた。雪山(ルビせつせん)とは、ヒマラヤのこと。そして俄然、夢想が深まった。あの高峰は、喩の降り積もったパラダイス=喩の捨て場ではないかと。それで、おもむろに四名の登攀隊が集った。あとはどうなるかわからない。小誌が美しい雪景色であることを願う。



定価1000円です。

希望をいただきましたら、お送りいたします。
部数、ぎりぎりしか刷ってなくてあまり残っていません。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (森川雅美)
2009-11-13 21:36:34
いただきました、ありがとうございます。
それぞれが新しい方向に向かう、過渡期みたいな、作品が集まっていますね。
いい詩誌です。

もしよければ、委託サイト「44プロジェクト」お願いします。
返信する
ヒマラヤ (may@榎本)
2009-11-16 03:30:14
いい加減、詩集をつくらないと!と
思って、ギリギリしております。
ぜひ、購読したいです。
返信する
ヒマラヤお送りします。 (褄黄)
2009-11-16 20:58:48

メグさま

しばし、お待ちください。
お送りいたします。


         
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