文屋

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●情熱大陸で映されていた、菊地成孔は、アラクレていて、とてもいいやつだった。

2005年07月04日 17時33分13秒 | 音楽
昨日の「情熱大陸」で、菊地成孔が出ていた。
結構アラクレらしくて好感がもてた。
東大の講義かなにかで、ビートルズをかけて、
ビートルズの出現は、「中高生が身銭で、レコードを買いはじめた端緒であった」
と言っていた。
講義の黒板には、モンテヴェルディの名が書かれていた。

音楽をこういうふうに語るのは好きだ。

「音楽が世界の平和に貢献するか」の記者の質問に
「そんなものあるわけがない」ときっぱり否定していた。

偉い。音楽なんて、アラクレてなんぼ。

その昔、チャーリー・パーカーの出現について

当時、白人のダンスのために編成された、大編成のビッグバンドが
「戦時に贅沢」という理由で、時のルーズベルト(有名でないほうの)の
政策で、「小編成」を余儀なくされて、それでスモール・コンボが出現して
ソロパートの自在性がひろがり
ダンスが、アートになったという話を聞いてことがあった。

ダンスホールがつぶれて、それで「マッセイホール」や「バードランド」
などのライブハウスが出現して、そこに
「食いはぐれ」のビッグバンド解体後の、名うてのソリストが
夜ごとにジャムセッションして、ビバップになったんだろうね。

そんな中に、紛れ込んだのが、10代のマイルス。

で、テレビで菊池が、「ジャズ入門の10枚」というCDセレクトをやっていた。

デューク・エリントン
レスター・ヤング
マイルス・デイヴィス
ビル・エバンス
チェット・べーカーなど

まずまずやねえ。

ぼくもそういうのやってみようかなあ。



                 つづく

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