この5月に、詩人、橡木弘が亡くなった。
橡木さんの詩は、1980年代後半の「詩学」の年鑑で知った。
確か「林檎鉄道」という詩だったか、うろおぼえ。
それ以来、ぼくは、詩集を送りつづけていた。
橡木さんも、特装の素晴らしい「書物」を恵贈してくださっていた。
中央詩壇では、ほとんどその名は語られませんでしたが
いつか同人誌を出すならば、橡木さんにお声をかけようと
ずっと願ってきた。
いま、屋根裏の本の山を探してみたがみつからなかったが
いずれまた、作品を紹介したい。
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この橡木さん、確か、詩学の年鑑には、
荒川洋治さんの推薦で作品が掲載されたのではなかったか。
これもうろおぼえ。
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数十年がたって、この詩人の別名が
村上善男という名であることを知った。
岡本太郎との深い親交でも知られた
著名な現代美術の作家であることも。
また、弘前大学の名誉教授であることも。
橡木さんの詩作品については、またあらためて書きます。