この年も、それからいつかの年も
ブルックナーかもしれない。
いま、ブルックナーの交響曲7番の第二楽章をかけました。
生死の、ぼくは、この音楽にかける思いは、宗教的です。
あのブルックナーのやろうめ、とも思います。
まったく男くさい。
侠気ですね。侠臭かな。
マイルスの、クッキンにひたろうかなとも思いました。
でもブルックナーの彼の生きた世紀に
少しぐらいシンパシィあってもいいと思う。
だって、マイルスよ。君は、たかだか、
戦後だろ。
ブルックナーはよ。はるか戦前だよ。
マイルスの抒情なんて。
とも思う。
2009年、おおきにです。
来年も、たのんます。
萩原健次郎