詩誌『ヒマラヤ』2号発刊
目次と後記より
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヒマラヤ 2号 もくじ
●彼此 広瀬大志
●抜来手羅しる 広瀬大志
●スミレ論 萩原健次郎
●Serie「夜警」 前夜 太田 潤
●歌姫の年代記 第1幕(2) 太田 潤
●「解体するVACANCE」より 絵葉書(戦場) 太田 潤
●生きる壁の名前、つちうし君 海埜今日子
●《こべつ坂》 海埜今日子
【後記】より
いま降ったばかりの新雪(喩)の(蔵)。捨て場であり貯蔵庫であるヒマラヤ山脈を空からとらえた写真は、獣の皮膚のようになまめいている。けっして眼を慰安するととのった光景ではなく、蠢いている現在のように、ぐちゃぐちゃとしていながら静止している。たしかに、無音ではあるが呼吸している。息の持続や蠕動の繰り返しを見定めておこう。いつかふいに、美しいと官能するそのときまで。(編集・発行人 萩原健次郎)
★
このところずっと「スミレ論」の詩篇を
連作進行している。
ほとんど自動筆記の書法で
章立てして、つむいでいる。
春頃からはじめて
現在、40章くらいになってきた。
書きながら考え、悩み、
少し、感動もし
ずっと綴っていきたい。
目次と後記より
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヒマラヤ 2号 もくじ
●彼此 広瀬大志
●抜来手羅しる 広瀬大志
●スミレ論 萩原健次郎
●Serie「夜警」 前夜 太田 潤
●歌姫の年代記 第1幕(2) 太田 潤
●「解体するVACANCE」より 絵葉書(戦場) 太田 潤
●生きる壁の名前、つちうし君 海埜今日子
●《こべつ坂》 海埜今日子
【後記】より
いま降ったばかりの新雪(喩)の(蔵)。捨て場であり貯蔵庫であるヒマラヤ山脈を空からとらえた写真は、獣の皮膚のようになまめいている。けっして眼を慰安するととのった光景ではなく、蠢いている現在のように、ぐちゃぐちゃとしていながら静止している。たしかに、無音ではあるが呼吸している。息の持続や蠕動の繰り返しを見定めておこう。いつかふいに、美しいと官能するそのときまで。(編集・発行人 萩原健次郎)
★
このところずっと「スミレ論」の詩篇を
連作進行している。
ほとんど自動筆記の書法で
章立てして、つむいでいる。
春頃からはじめて
現在、40章くらいになってきた。
書きながら考え、悩み、
少し、感動もし
ずっと綴っていきたい。