やっぱり、ジャズはビッグネームからタクサン聴いた方がイイですね。
と、最近、改めて思っております。
マイルス道を再開して、ツクヅクそう思います。
やっぱビッグネームは音楽がスゲェもん。
↑イキナリこんなのじゃ渋過ぎてカラダに悪いというハナシ。
さて。
もう、10年もムカシ、ワタシ、ジャズばっかり聴いてた時期が3~4年くらいあったんですが、その頃はあんまりビッグネームって、聴いてなかったんですね。もっと、ビッグネームから聴いておけば良かったとは、今になって思いますが、その頃はハンク・モブレー(Hank Mobley)とか、ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)ばっかり聴いてたんです。何でかって言うと、ジャズ喫茶のオヤジ本が悪いのヨ。(念のため、ヒトの所為にしてみた)
まぁ、本気でヒトの所為にしている訳ではありませんが、まぁ、順を追って話すとですね。ワタシが、ジャズを聴き始めた1991年~1992年頃は、バブル頃からの名残だと思いますが、「ジャズってオッシャレ~」ムーヴメントと言うのがありまして、ナニゲにオシャレなジャケットのコンピものCDとかが腐るほど出てたんですね。鶴田一郎氏のイラストのジャケのとか。
勿論ワタシはスノッブでカッコつけだから、いかにも、そう言う「初心者デス」みたいなのは、初心者なのに避けるんですが、そんで、そんなカッコつけスノッブ野郎が、どうやってジャズCDを買い始めるのかと言うと、頼りは名盤ガイドブックなんですね。「モダン・ジャズ入門」とか、その類い。「入門」なんて、バリバリ初心者向け丸出しなタイトルなのに、本ならイイらしい。スノッブ野郎とはフシギなもんです。
で、最初に買ったガイド本は、多分、油井正一先生の名著『ジャズ・ベスト・レコード・コレクション』。新潮文庫で520円。大学の購買で買ったんですね。そんで、コレは死ぬ程、読んだ。「レコードはみつけた時に買え!」という、今のワタシを作ったオソロシイ至言も載っておりまして、まぁ、あの、「ジャズ評論界の淀川長治」が言うコトに間違いはないと思い、当初はコノ本に沿ってCDを買い始めたんですね。
ところで、当時、「ジャズ喫茶のオヤジ本」と言うサブジャンルのジャズ本が、死ぬほど出ててまして、え~、寺島靖国氏とか後藤雅洋氏とか、あと大木俊之助氏とか、そう言う方達の本デス。
で、コレが中々にオモシロイ。
ムカシ風の「現代ジャズの奔流」みたいな小難しい書き方はしてないし、何か、ハッキリと好き嫌いが書いてあるのね。そんで、この種のオヤジ本って、割とビッグネームじゃないヒトを持ち上げるんですね。曰く、「本当のジャズ・ファンはマイルスなどのビッグネームではなく、ジャッキー・マクリーンやハンク・モブレーをこそ愛聴しているのだ」とか。
その道のベテランとかに言われたりすると、何か、信じるじゃないですか。
だから「おぉ、ハンク・モブレーを聴く方がカッコいいのか。」とかって、単純で不純なワタシはなるんです。これが、『Kind Of Blue』より『Studio Jazz Party』を先に聴こうとするニンゲンが出来上がった背景なんですね。
後藤本と大木本の影響大、でした。我ながらアホウだ。
まぁ、寺島氏の趣味は「全然オレは合わねぇなあ」と思ったんで、白人女性ヴォーカルものとかには全然行きませんでしたが。
えぇ、ざっと、こんな経緯で、ワタシは「若いのにベテランみたいな聴き方をしようとする」小僧だった訳なんですが、やっぱりですね。ソレは正しくなかった。ジャズはビッグネームから聴き始めるのが正解ですね。
今はそう思います。
そんで、ソコから拡げてジョニー・グリフィンとか聴けばイイんです。
理由は、ソッチの方が音楽への理解が早いから。多分。
まぁ、そう言うコトが分かった今、とっくに若くないのに、正しい「若いジャズファン」みたいにビッグネームを追う今日この頃なのでアリマス。
(裏ではビル・エヴァンス道も始まっている・・・。コルトレーンはちょっと・・・。)
一日一回ココを押すのも正解デス
と、最近、改めて思っております。
マイルス道を再開して、ツクヅクそう思います。
やっぱビッグネームは音楽がスゲェもん。
↑イキナリこんなのじゃ渋過ぎてカラダに悪いというハナシ。
さて。
もう、10年もムカシ、ワタシ、ジャズばっかり聴いてた時期が3~4年くらいあったんですが、その頃はあんまりビッグネームって、聴いてなかったんですね。もっと、ビッグネームから聴いておけば良かったとは、今になって思いますが、その頃はハンク・モブレー(Hank Mobley)とか、ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)ばっかり聴いてたんです。何でかって言うと、ジャズ喫茶のオヤジ本が悪いのヨ。(念のため、ヒトの所為にしてみた)
まぁ、本気でヒトの所為にしている訳ではありませんが、まぁ、順を追って話すとですね。ワタシが、ジャズを聴き始めた1991年~1992年頃は、バブル頃からの名残だと思いますが、「ジャズってオッシャレ~」ムーヴメントと言うのがありまして、ナニゲにオシャレなジャケットのコンピものCDとかが腐るほど出てたんですね。鶴田一郎氏のイラストのジャケのとか。
勿論ワタシはスノッブでカッコつけだから、いかにも、そう言う「初心者デス」みたいなのは、初心者なのに避けるんですが、そんで、そんなカッコつけスノッブ野郎が、どうやってジャズCDを買い始めるのかと言うと、頼りは名盤ガイドブックなんですね。「モダン・ジャズ入門」とか、その類い。「入門」なんて、バリバリ初心者向け丸出しなタイトルなのに、本ならイイらしい。スノッブ野郎とはフシギなもんです。
で、最初に買ったガイド本は、多分、油井正一先生の名著『ジャズ・ベスト・レコード・コレクション』。新潮文庫で520円。大学の購買で買ったんですね。そんで、コレは死ぬ程、読んだ。「レコードはみつけた時に買え!」という、今のワタシを作ったオソロシイ至言も載っておりまして、まぁ、あの、「ジャズ評論界の淀川長治」が言うコトに間違いはないと思い、当初はコノ本に沿ってCDを買い始めたんですね。
ところで、当時、「ジャズ喫茶のオヤジ本」と言うサブジャンルのジャズ本が、死ぬほど出ててまして、え~、寺島靖国氏とか後藤雅洋氏とか、あと大木俊之助氏とか、そう言う方達の本デス。
で、コレが中々にオモシロイ。
ムカシ風の「現代ジャズの奔流」みたいな小難しい書き方はしてないし、何か、ハッキリと好き嫌いが書いてあるのね。そんで、この種のオヤジ本って、割とビッグネームじゃないヒトを持ち上げるんですね。曰く、「本当のジャズ・ファンはマイルスなどのビッグネームではなく、ジャッキー・マクリーンやハンク・モブレーをこそ愛聴しているのだ」とか。
その道のベテランとかに言われたりすると、何か、信じるじゃないですか。
だから「おぉ、ハンク・モブレーを聴く方がカッコいいのか。」とかって、単純で不純なワタシはなるんです。これが、『Kind Of Blue』より『Studio Jazz Party』を先に聴こうとするニンゲンが出来上がった背景なんですね。
後藤本と大木本の影響大、でした。我ながらアホウだ。
まぁ、寺島氏の趣味は「全然オレは合わねぇなあ」と思ったんで、白人女性ヴォーカルものとかには全然行きませんでしたが。
えぇ、ざっと、こんな経緯で、ワタシは「若いのにベテランみたいな聴き方をしようとする」小僧だった訳なんですが、やっぱりですね。ソレは正しくなかった。ジャズはビッグネームから聴き始めるのが正解ですね。
今はそう思います。
そんで、ソコから拡げてジョニー・グリフィンとか聴けばイイんです。
理由は、ソッチの方が音楽への理解が早いから。多分。
まぁ、そう言うコトが分かった今、とっくに若くないのに、正しい「若いジャズファン」みたいにビッグネームを追う今日この頃なのでアリマス。
(裏ではビル・エヴァンス道も始まっている・・・。コルトレーンはちょっと・・・。)
一日一回ココを押すのも正解デス
この人鬼ですよ。弦4本なのが信じられません。。