Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

度付きサングラスを求め131.2km/hで走る。

2007-03-31 17:21:06 | 自転車 / パーツ、アクセサリー、ウェア
本日は、度付きサングラスを作りに、上野にあるスポーツ・サングラスの専門ショップ「eau de vie」(オードビー)まで行って来ました。

ワタシ、普段はメガネ野郎の為、スポーツ系サングラスは掛けられないンで、自転車に乗る際は、フツーにメガネ君です。が、しかしデスね。フツーのメガネで、自転車のスピードを30km/hとか40km/hとかに上げると、風がメガネ内で巻いたりしましてね。
そんな時は、奥さん、アタシャ、ナミダ君になってしまうンですよ。
で、40km/hのナミダ君って危ないんデスよ。
40km/hで走行しながら前が見えなかったら、ねぇ、コワイでしょ。
まぁ、コンタクトにして、サングラスを掛ける、という選択肢もありますが、自転車で40km/hで走ってる時に、コンタクト、落としてしまったらね、奥さん、もぉ、どうにもならないンですよ。

と、言うコトで、春も本番だし、遂に度付きサングラスを買う決断をしました。

そうと決まるとアタシャ早い。
速攻で「オードビー」さんへ行った、という訳デス。

結果から言うと、この店に行って良かったデス。
プロショップだから、「品物は確かだけど高い」ンじゃないかと思っていたのですが、ハッキリ言って、銀座メガネとかで作るのと値段は全然変わらない。と、言うより、銀座メガネに相談しに行った時に聞いた値段より安く作れるコトが分かりました。

しかもですね。
ショップのスタッフの方のアドヴァイスが、サスガに適切な感じだったりして、しかも丁寧だったりして、ついでに接客も良かったりして、初心者なんて来るな、みたいな空気は微塵もなかったりしてデスから、悪いコトは一つも無かったンですな。

と言うコトで、二週間後にはコイツの度付きが、ワタシの手元に、いや、目元にやって来るのでアリマス。(画像とはレンズの色は違いますが。・・・コントラストをハッキリさせる効果がある、薄いピンクにしました)


オークリー:XX


本日の走行記録:

街中を走るので、ロードより止まりやすい1号車(ジェイミス:コーダ・スポーツ)で行きました。

走行距離:50.39km
平均速度:20.4km/h
最高速度:131.2km/h とサイコンには記録されているが、ンな訳ぁナイ。本当のトコロは多分45~46km/hくらいでしょう。
積算距離:2332.6km

サクラサク、の電報でも届いたのか、千鳥が淵とか、靖国神社付近は花見客でメチャクチャ人が多かったデス。

あと、秋葉原は最早マトモな場所ではナイ事が、改めて分かったりしましたが、コレについてはまた稿を改めて書きます。

その結果のワタクシ:

体重:53.4kg
体脂肪率:12.8%

脂肪のヤツ、今日は燃えたらしい。

あ、あと、サングラスが予算を大幅に下回った為、その差額で、いよいよハートレート・モニターを購入。
ヤバイ領域に突入しましたなぁ。
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スティルスとっつぁんが良い烏賊で作ったアルバム。

2007-03-31 09:39:38 | West Coast Rock
この際、続けマスけど、先日届きました、3 Album On 2 CD、の中から、単体で一枚に決めろって言われれば、ワタシの場合、迷わずコレです。

スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)
『Illegal Stills』(1976)



まずですね、『Stills』(1975)に若干あった、105円均一的なトラックが、がこのアルバムにはありません。アタマっからず~っとイイ感じの曲が続きます。
まぁ、傑作とか名作と言うにはチョット小粒な感じですし、どっちかと言うとスルメ系なアルバムではあると思いますけど、それでも、ちょっとイイ感じの高級スルメと言った風情がありますね。

で、具体的な内容ですけど、まず、いかにもスティルスな「西と南の混合系ロック」な冒頭の「Buyin' Time」からダイナミックな感じで疾走を始め、ピアノやオルガンとギターのバランスが渋く、かつ平歌とサビの対比がダイナミックな「Midnight In Paris」と続きます。この冒頭2曲、疾走し始める時の加速感が相当来てます。
この加速感というヤツが、スティルスのロックの魅力(の一つ)だったりすると思うんですが、そういう点で、このアルバムはかなり来てマス。

ほんで、三曲目の「Different Tongues」。
中後期ビートルズとCSN&Yの混血みたいな曲。コード進行が凝ってます。
噛めば噛むほどイカの旨味が出て来ますナ。本格スルメっ!

四曲目は、得意のラテンもの。「Soldier」ですが、説明省略。スルメっ!

そんで、ハイライトの一つ。
ニール・ヤング(Neil Young)とっつぁんの「The Loner」をカヴァー。
コレ、ヤングとっつぁんのオリジナルより、ゴっつロックしていて、ワタシはこっちの方が好きかもしれない。スティルスとっつぁんの、グイグイ前に進むエネルギーとか、パワーというのを聴いて頂きたい。

続いて、ナミダ流したくなるほどカッコいい、と言うか渋い「Stateline Blues」。
アコースティックでカントリーなブルースですが、ホントにコレは絶品だと思いマす。こういう激渋方向もスティルスとっつぁんの得意領域ですね。オススメの一曲。一夜干しッ!

そんで、このアルバム最大の聴きもの。
「Closer To You」。
サウンドはフォーキー・ラテン・ソウルです。
相当スバラシイです。
いつもながらのキャッチーさと渋さとダイナミックさが、しゃばどぅば~、な感じでゴザイマスね。
そんでボーカルが。
・・・?
おっと、この声は?
とっつぁんではないゾ?
・・・と言う事で、この曲、当アルバムで大活躍のドニー・デイカス氏の、繊細さを振り払うかのような、実にウェスト・コースト・ロック的な青年系ボーカルも実に味デス。そんで、2コーラス目はスティルスとっつぁんが、満を持して歌う訳ですが、このとっつぁんヴォーカルが、見事なまでにグルーヴしまして、青年系ボーカルとの、そのコントラストで、更に輝きを感じる訳で、もぉ、額と同じくらい輝いてマスが、イや、実にホントに最高な出来だと思いマス。

つづく「No Me Niegas」。
本物か、と思うくらい正調なキューバ節。
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』で歌われていても全然違和感のナイ本物っぷり。カリブ海のスメルがします。
カリブ・スルメっ!

「Ring Of Love」
これまた、粘りのある、太いグルーヴ。
実に(中略)、スルメっ!

そして、最後の「Circlin'」はカラっとした開放的なロック。
CSN&Yの超絶名盤『Deja Vu』(1970)のトリを飾った「Everybody I Love You」とも似た雰囲気。あと、ズガガガ・ギターとゴリゴリ・ピアノのアンサンブルとか、間の手(あ、コーラスって言うんですか?)とかが、当時絶好調だったエルトン・ジョン的な感覚をも少々感じさせたり。
イズレにしろカラッとしてます。
スルメ・フライ!

と、こんな感じの中々の佳作アルバムです。
曲展開、ギターを中心にしたアレンジ、そんでパーカッションの多用、など、とっつぁんの声のグルーヴを最大限に活かす方向で、各プランが、実に上手く決まったという感じデス。

そういう事でゴザイマスので、みなさん、各自天寿をマットウする40~80年くらい前までには必ず聴いておいて下さいね。
(つまり、今日か明日デスぜ。)
コメント (2)
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