sunnkakuさんから、ラテン音楽で「はじめて聴くとしたらスタンダードでメロディーっぽいのあったらおしえてください」というリクエストがありましたので、ラテン伝道人として、義務を果たします。
押忍!
とは言うものの、一個だけ先に申し述べておきますと、「ラテン」と言いますが、幅はエラく広いんデスね。そんで、私の場合、守備範囲はあくまでも、キューバ~カリビアン系で、特に、それがアメリカ合衆国内で発展したモノを中心としています。(もちろんキューバのも聴きます)
という事でありますので、ブラジルはホンの少ししか聴かないし、所謂フォルクローレ系統については、殆ど知らないし、タンゴ系も知らない。
簡単に言うと、ルンバ~マンボ~サルサ系統しか知らないって事です。
ソコんとこはご了解下さい。
そんで、ラテンのメロディアスなスタンダード名曲と言って真っ先に浮かぶのが、キューバの希代の作曲家セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス(Cesar Portillo de la Luz)の書いた「Delirio」。英語でいうと「Delirium」という意味。辞書的にいうと、一時的錯乱状態って意味ですね。サスガにスタンダードなので、色々なヒトがやってますけど、まぁ、ワタクシが紹介するのですから、ニューヨーク・ラテンの名盤からってコトで、エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)の「Champagne」(1968)。美しいボレロを、イスマエル・キンターナ(Ismael Quintana)が歌いあげております。涙を誘う名唱。
もう一曲あげると、多分、日本のアマチュア・サルサ・バンドなんかでも人気が高いと思われるのが、アルバロ・カリージョ(Alvaro Carrillo)という方の書いた「Sabor A Mi」。英語で言うと「Flavor To Me」。甘~いラヴ・ソング。美しいボレロ。今年デビュー30年になる史上最高のサルサ・バンド、マニー・オケンド&リブレ(Manny Oquendo & Libre)のヴァージョン(「Ahora」、1993)で、どうでしょうか。「Obsession」という別のスタンダードも入ってるし、このアルバムはオススメかも。
あと、オマケ、と言っちゃなんですが、アルセニオ・ロドリゲス(Arsenio Rodriguez)の書いた「La Vida Es Un Sueño」。これも、スタンダード中のスタンダード。英語にすると「The Life is A Dream」。ビッグ・バンドで、美しいボレロを、という事で、マリオ・バウサ(Mario Bauza)の「My Time Is Now」(1992)あたりでドーゾ。
しかし、ラテン・スタンダードっていうと、例えばムード歌謡なスタンダードも一方には厳然として存在してますよね。「ベサメ・ムーチョ」とか「キサス・キサス・キサス」とか。あと「コーヒールンバ」とか。
でも、ソコらへんって、ワタシなんかにしてみれば、そんなに身近なものじゃないし、多分、他のサルサ系ミュージシャンなんかにしても、そうではないかと思います。(ココらへんの曲を演奏する場合、「敢えて」って感じがします)
というコトで、よりディープにラテンにハマっている人種が選ぶラテン・スタンダード3曲をあげてみました。
しかし、そういうスタンダードばっかり集めたようなアルバムって案外ないですね。
見つけたら、また書きます。
試聴もデキル。うっふ~ん
↓↓↓
押忍!
とは言うものの、一個だけ先に申し述べておきますと、「ラテン」と言いますが、幅はエラく広いんデスね。そんで、私の場合、守備範囲はあくまでも、キューバ~カリビアン系で、特に、それがアメリカ合衆国内で発展したモノを中心としています。(もちろんキューバのも聴きます)
という事でありますので、ブラジルはホンの少ししか聴かないし、所謂フォルクローレ系統については、殆ど知らないし、タンゴ系も知らない。
簡単に言うと、ルンバ~マンボ~サルサ系統しか知らないって事です。
ソコんとこはご了解下さい。
そんで、ラテンのメロディアスなスタンダード名曲と言って真っ先に浮かぶのが、キューバの希代の作曲家セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス(Cesar Portillo de la Luz)の書いた「Delirio」。英語でいうと「Delirium」という意味。辞書的にいうと、一時的錯乱状態って意味ですね。サスガにスタンダードなので、色々なヒトがやってますけど、まぁ、ワタクシが紹介するのですから、ニューヨーク・ラテンの名盤からってコトで、エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)の「Champagne」(1968)。美しいボレロを、イスマエル・キンターナ(Ismael Quintana)が歌いあげております。涙を誘う名唱。
もう一曲あげると、多分、日本のアマチュア・サルサ・バンドなんかでも人気が高いと思われるのが、アルバロ・カリージョ(Alvaro Carrillo)という方の書いた「Sabor A Mi」。英語で言うと「Flavor To Me」。甘~いラヴ・ソング。美しいボレロ。今年デビュー30年になる史上最高のサルサ・バンド、マニー・オケンド&リブレ(Manny Oquendo & Libre)のヴァージョン(「Ahora」、1993)で、どうでしょうか。「Obsession」という別のスタンダードも入ってるし、このアルバムはオススメかも。
あと、オマケ、と言っちゃなんですが、アルセニオ・ロドリゲス(Arsenio Rodriguez)の書いた「La Vida Es Un Sueño」。これも、スタンダード中のスタンダード。英語にすると「The Life is A Dream」。ビッグ・バンドで、美しいボレロを、という事で、マリオ・バウサ(Mario Bauza)の「My Time Is Now」(1992)あたりでドーゾ。
しかし、ラテン・スタンダードっていうと、例えばムード歌謡なスタンダードも一方には厳然として存在してますよね。「ベサメ・ムーチョ」とか「キサス・キサス・キサス」とか。あと「コーヒールンバ」とか。
でも、ソコらへんって、ワタシなんかにしてみれば、そんなに身近なものじゃないし、多分、他のサルサ系ミュージシャンなんかにしても、そうではないかと思います。(ココらへんの曲を演奏する場合、「敢えて」って感じがします)
というコトで、よりディープにラテンにハマっている人種が選ぶラテン・スタンダード3曲をあげてみました。
しかし、そういうスタンダードばっかり集めたようなアルバムって案外ないですね。
見つけたら、また書きます。
試聴もデキル。うっふ~ん
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