Chunkyさんのブログで、スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)の新作が出ていたの知りまして、早速、購入。
今日、届きました。
スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)
「Man Alive!」(2005)
一聴した感想。
「スティルス健在なり」。
肉食系ロック親父は枯れませんなぁ。サスガです。
冒頭の「Ain't It Always」。
ドラムなどのサウンドの処理が80年代っぽいですが、2005年にもなって、紛れも無い堂々たる70年代ロックです。
スティルス得意のサザン・ロック・ノリの入ったヤツ。
声のドライヴ感、変わらず強力。
いきなり最高。
以降、相変わらずなサウンドと、若干80年代的なサウンドが混じりつつ、しっかりとカロリー高めのコッテリ・ロック。
渋めの曲も結構あるけど、コレだってビーフ・ジャーキー的なサウンド。
乾いてても、枯れてないズラ。
4曲目「'Round The Bend」。
ホントにアンタはオッサンなのか、と言いたい。
ロックとしか言いようのないギラギラ・サウンド。
(オッサンは今年の1月3日で61歳になっている筈である。時間の進み方が常人と同じなら。)
そして、聴こえて来たぞ。
一発で誰が弾いてるか分かる基地外ギター!
ニール・ヤング(Neil Young)登場!
全く、「Ohio」を聴いてるのかと思ったぜぃ。
ブッカー・T・ジョーンズの曲なんかやってて、これまたカッコいいねぇ~。
「Ole Man Trouble」って言うんですか。
ストレートにブルージィなスティルスってのも、オツなもんです。
得意技のラテン物もやってますが、割と渋めで来ましたなぁ。
最後の「Spanish Suite」。
静かなスパニッシュ・ギターで始まり、途中でリズムが切り替わり、徐々に盛り上がる。聴き応え十分。このアルバムのハイライト。
ちなみに、なぜか、この曲、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がピアノ弾いてます。雰囲気としては完全にチック・コリア(Chick Corea)な曲なんですけどね。
で、ラテン・ソウルを本業とする私としては、ウィリー・ボボ(Willie Bobo)の参加に触れない訳には行かないですね。
えぇ、ウルサイ事を言うとですね、スティルスのラテン物は、リズム・アンサンブル的に言うと、ちとインチキ臭くて緩いのが多かったんですが、今回は本格ですし、締まってマス。カッコいい。
打楽器はドラムに加えてパーカッション4名。
パーカッションの神の一人である上述のウィリー・ボボの他、西海岸ラテン・ジャズ界の首領であるピート・エスコヴェード(Pete Escovedo、シーラ・Eの親父さんですね)、あとはスティルスではお馴染みのJoe Lala。それとスティルス本人。
この曲の後半の盛り上がりは、パーカッションに依るトコロ大ですね。特にギロとマラカスが入ってくる辺りから急に熱を帯びます。(あとコーラスの盛り上がりもツボに来ますねぇ)
誰が何を担当しているのか分かりませんが、まぁ、フツーに考えると、エスコヴェード氏がティンバレス、ジョー氏がコンガ。で、御大ウィリー・ボボ師がギロですかね?
ちなみに、ウィリー・ボボ師は1996年5月の時点では既に鬼籍のヒトだった筈です。(没年正確には知らないですが)
一体、このアルバム、いつレコーディングしたんだろう?
今日、届きました。
スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)
「Man Alive!」(2005)
一聴した感想。
「スティルス健在なり」。
肉食系ロック親父は枯れませんなぁ。サスガです。
冒頭の「Ain't It Always」。
ドラムなどのサウンドの処理が80年代っぽいですが、2005年にもなって、紛れも無い堂々たる70年代ロックです。
スティルス得意のサザン・ロック・ノリの入ったヤツ。
声のドライヴ感、変わらず強力。
いきなり最高。
以降、相変わらずなサウンドと、若干80年代的なサウンドが混じりつつ、しっかりとカロリー高めのコッテリ・ロック。
渋めの曲も結構あるけど、コレだってビーフ・ジャーキー的なサウンド。
乾いてても、枯れてないズラ。
4曲目「'Round The Bend」。
ホントにアンタはオッサンなのか、と言いたい。
ロックとしか言いようのないギラギラ・サウンド。
(オッサンは今年の1月3日で61歳になっている筈である。時間の進み方が常人と同じなら。)
そして、聴こえて来たぞ。
一発で誰が弾いてるか分かる基地外ギター!
ニール・ヤング(Neil Young)登場!
全く、「Ohio」を聴いてるのかと思ったぜぃ。
ブッカー・T・ジョーンズの曲なんかやってて、これまたカッコいいねぇ~。
「Ole Man Trouble」って言うんですか。
ストレートにブルージィなスティルスってのも、オツなもんです。
得意技のラテン物もやってますが、割と渋めで来ましたなぁ。
最後の「Spanish Suite」。
静かなスパニッシュ・ギターで始まり、途中でリズムが切り替わり、徐々に盛り上がる。聴き応え十分。このアルバムのハイライト。
ちなみに、なぜか、この曲、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がピアノ弾いてます。雰囲気としては完全にチック・コリア(Chick Corea)な曲なんですけどね。
で、ラテン・ソウルを本業とする私としては、ウィリー・ボボ(Willie Bobo)の参加に触れない訳には行かないですね。
えぇ、ウルサイ事を言うとですね、スティルスのラテン物は、リズム・アンサンブル的に言うと、ちとインチキ臭くて緩いのが多かったんですが、今回は本格ですし、締まってマス。カッコいい。
打楽器はドラムに加えてパーカッション4名。
パーカッションの神の一人である上述のウィリー・ボボの他、西海岸ラテン・ジャズ界の首領であるピート・エスコヴェード(Pete Escovedo、シーラ・Eの親父さんですね)、あとはスティルスではお馴染みのJoe Lala。それとスティルス本人。
この曲の後半の盛り上がりは、パーカッションに依るトコロ大ですね。特にギロとマラカスが入ってくる辺りから急に熱を帯びます。(あとコーラスの盛り上がりもツボに来ますねぇ)
誰が何を担当しているのか分かりませんが、まぁ、フツーに考えると、エスコヴェード氏がティンバレス、ジョー氏がコンガ。で、御大ウィリー・ボボ師がギロですかね?
ちなみに、ウィリー・ボボ師は1996年5月の時点では既に鬼籍のヒトだった筈です。(没年正確には知らないですが)
一体、このアルバム、いつレコーディングしたんだろう?
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