JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

今回の七夕

2014-06-15 09:25:06 | 日記
七夕ライブといっても
毎回テーマを決めて選曲、アレンジしていましたが
今回は星に関する曲は全部やめて
「接吻」に関する曲のみ集めてみました。

まあ、歌詞にkissが出てくるということですが
その状況が色々異なりますが
そうなると・・・話は必然的に濃厚になるわけで
なんか濃厚すぎるのか?と
シナトラのCDをずっと聞きながら色々選んでいたら
聞くものを間違った(?)
彼の歌には2~3曲に1曲は
「そして、オレは彼女にキスをしたのさ」ってな文言があり
やっぱり好きものだったのね!

いかん、いかん、とは思いつつも
まあたまには濃厚でもいいか、と開き直った所
そうだった!本当は超濃厚なオリジナルを私は持ってるじゃん!
と気づきました。

Dear Mr.J という曲なのですが
英語で歌っているバージョンは私の1stアルバムに入っています.




私が英訳をしたわけですが
曲に乗る言葉というのは直訳では出来ないわけで
原曲より少し「思い出にひたる」という程度のものとなり
エッチ度が低くなりました(笑)

なので!!

今回、日本語バージョンも歌っちゃおうかと思います。

でもね。

日本語バージョンの歌詞は秀逸ですよ。
だいたい、私は詞が大変良いと
言葉とメロディの選択のセンスの良さで定評があったのです。

で、いつも誰からも訊かれるMr.Jって?

あれは大学時代の友人で、よく恋愛相談に乗ってた人です。
ジローという人で、丁度スタンリー・タレンタインの Mr.T 
が私の中でヘビーローテーションだった頃だったので・・・
そいつが、昔別れた彼女と連絡したいとか言ってきて
「え?もう結婚して幸せにしてるよ。」
「いや、傷つけたから、それを今でも引きずっているんじゃないか、とか」
「ん?そんなことは過ぎたことで、あのヤロー!って思うだけだよ」
「マジで謝りたいんだ」
「いや、会うのはすっごい迷惑だと思うよ。
もう記憶の中で抹消したいリストに入っていることだと思うから」
「ええ?女の子ってそんなもん?たったそれだけの仲?」
「まあ、そうだよね。別れたら次の人にすぐ行けるのが女だから」
「・・・・・・すっげ~ショック」
「ま、そうだろうさ。でも、メスって立派な子孫を残すために
常に質の良いオスを探すっていう本能があるからね。
たまに変なのに引っかかる人もいるけど、その人なりに顔が良いとかさぁ
喧嘩が強いとかさぁ、色んな点でその人が良いと思っちゃうんだよね。」
「ふーん。そうだったんだ・・・・」

というふうな会話で彼と話したのがきっかけで出来た曲なのです。
一応、曲の中では「今でも貴方を愛している」となっていますが
私の本心は、本当は違うけどね。。。。
だけど、ストーリー展開としてはそうしないと話がややこしく
使いたいフレーズが使えなかったので。
そういう話にデフォルメしました。

あの曲より、さらにエッチ度が高いというか
正直な話ね、女ってさ、きっと冷たいんだよ!という曲を集めたのが
「Rouge」というCDです。
あらゆる場面で女が紅いルージュをつけるときの心境を曲にしています。
予算の都合上弾き語りなんですけどね。
というか、弾き語りのほうがシックで良いのでそうしたのですが



まあ、そういう裏話も楽しみながら
「Dear Mr.J」を聞いてみて下さい。

多分、日本語バージョンを歌うのは最初で最後かもですから
皆さん、7月7日 ジャンプハウスでの七夕ライブは
お見逃しなく!!!!


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