JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
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2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

ライブの曲が・・・暗い・・・

2015-03-18 18:12:58 | 日記
まあ、そういうライブなんですけどね。
とてもダークな色合いの
そういう短編サスペンス小説
「奇妙な味の物語」に合わせた曲ですから。

それにしても暗い。

風邪が長引いていたから
一気に落ち込んでしまいそうな暗さだ。

これじゃいかん!

気持ちだけは上げねば!!!

で、娘の所で一緒にご飯を食べることにした。

(これを見たら「なるほど」と思うだろう)

息子は微妙に暗い所があるから
明るめの色にちょっと暗いところもあるという程度の娘と話すと
まあ、人生なんとかなるものよ、とか
そういう気分になる。

ライブの曲選びというのは結構難しい所で
お客さんがだれでも知っているような
つまり、ジャズファンでない人でも知っているような曲とか
そういうものを取り入れないと、のりが悪い。
ノリはその場でも作れるものだけど
ちょっとはどこかでこの曲聞いたことある、とか
この曲は知ってる、とか
そんな事でもないと、飽きられてしまう。。。悲しいことだが。

ジャズの曲の中には隠れた名曲ってのが沢山あるし
とっても渋い良い感じの曲がいっぱいなのだが
そういうマニアックなものばかりだと
普通にやってくるお客さまにとっては
何を言いたいのかわからない、と。

いや、これは表現方法で多少改善されるのだが
どうしても「英語の歌」といのは限界があり
どう上手に調理をしても理解していただけないこともある。

思いっきり悲しい歌とかはそれなりに理解できるのだが
「やりきれない」なんて心情のものは
とてもとても難しい。

それでも、曲は有名だし、誰でも一度は聴いたことがある歌もある。
「奇妙な果実」と「暗い日曜日」
これはあんなに暗い歌なのに、何故か誰もが知っている。
で、今回は「奇妙な果実」を歌うことにしている。

それがね・・・
結構、歌い上げずに居る、ということが難しくて
苦戦中。
その上、やはり、トライしてみたいとずっと思っていた「Lush Life」
もう、これは歌詞を暗記することは諦めた。
でないと、言葉が詰まってしまうし
朗読のような感じで歌う曲なので(ヴァースは)
これもあまり歌い込むとダメダメになってしまう。

この曲もテーマに入るとどこかで聴いたことのある歌だ。
映画とかによく出てくるし
LUSH LIFEという名前の店なんかもあるし
でも、ちょっとした誤算は暗さのトーンが
どれも似通ったところにあるのだ。

まあ、統一感はある。
そういうライブにしたい、という希望でもあるが
それだけでは、今回しか私の歌を聞きにこない人には
「暗い歌を歌う人」というイメージになり
いや、そうではないところもあるのよ!とか
誰にでも好かれたいみたいな八方美人的思考が・・・

でも、そういうものを突然入れちゃうと
思いっきりカラーがずれるものよね。

ですから、そこら辺をテンポを遅めとか
結構おとなしめの歌い方とか
エンディングを華やかにしないとか
そういうふうに工夫してみたわけです。

そうすると、何となく、全体的に
まとまりは出てきたものの
これがね、難しいのよ。

うーん
精進せねば。

ちょっと事件が起きましたが
それは明日、報告します。