JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

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「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

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2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

やっとリメイク前進

2013-09-18 12:36:03 | 日記
ええ・・・・着物のリメイクをすると
大分前から言っているのに
いっこうに仕上がったとかお知らせが無いな、と。

既に飽きた?

いえいえ・・・
ボディも買ったし
それに綿をぐるぐる巻いて
私の体形にしましたし

さて、着せてみようか、と思った時
そうだ、床に直接絹地が触れるではないか、と。

普通は床にどーんと生地を広げて裁断してるのに
いまさら?ですが
いや、生地が弱いんですよ
何しろ昔の絹地だし。

それで、着物をたたむ時とか
着付けをする時に使う
あの和紙のシートを購入することに。
そして、ついでに、古い着物を包んでいた紙も新調しよう、と。

出来上がったドレスが
一体どんなたたみ方が出来るんだ?
という問題もありますが
どうせ、あのだだっ広いシート(和紙でできています)も購入するのだから
まあついで。

で、さっそく作業再開



ドレスの全貌はこんな感じ。
襟をどうするか決めていないのです。
これは訳ありで・・・

首の放射線火傷の痕が最近目立つようになってきたし
もしかしたら、次の治療が抗がん剤ならポートを埋めるかも・・・
なので、首回りが開いたドレスは大丈夫か?
縫うのは丸くカットした方が間違いがないし、簡単なのですが
やっぱり、V字が良いかも・・・。

それで、胸の所の裁断が変わるので
1日眺めて悩んでみます。

着物をあちこち解体して
細かな細工を見ると
昔の着物は、本当に凝っています。

おそらく、祖母の訪問着だと思います。
最近の着物は上等でも
金銀の所はノリを付けて手描きになっています。

この着物も、他の所はそうなのですが
前身頃の裾。
一番目に見えるところだけ
金糸銀糸で日本刺繍が施されています。



私たちの時代にはまだ金糸銀糸の刺しゅうを施した帯がありました。
主に祝用ですが・・・
娘の振袖の帯を探した時には
織り込んでいるものはあっても
その上に日本刺繍をちゃんとしているものは少なく
高くて手が出ませんでしたから
私が母に買ってもらった帯を締めました。

最近ではそれくらい珍しくなった日本刺繍
着物にしているのですよ。
う~~~む。
昔の技術は素晴らしいなあ。

そう言えば、祖母も裁縫が得意で
自分の着物は自分で全部作って(多分、この着物も祖母が縫ったと思う)
物のない時代に、着物を母の洋服に仕立てたり
自分のブラウスにしたり
バービーちゃんやリカちゃんの洋服もいっぱい作ってもらったなぁ。
私が学生時代にライブで着る派手な衣装も手縫いで(ミシンが無いのよ)作ってくれたし
血筋かもしれん。

おばあさま、私が立派にドレスにしますからね!!
天国で指南をお願いします。