2007年
光文社文庫
☆☆
本の新規開拓はなかなか難しい、だから同じ系統同じ作家の作品に偏ってしまう。
だから、オススメされたり貸してもらったりすると新たな発見があったりする。
この本も、オススメ本である。
検視官の話である。
”検視”のみで話が進んでいく。
ミステリだと単なる入り口の”検視”というパートだけでこれだけの深さがでるのかと驚いた。
8編の短編からなっているが、
どれもその事件の前後の人生が垣間見えるようであった。
私は特に、「餞」という作品が好きである。
”托卵”というキーワードがとても悲しくもあり切なくもある。
光文社文庫
☆☆
本の新規開拓はなかなか難しい、だから同じ系統同じ作家の作品に偏ってしまう。
だから、オススメされたり貸してもらったりすると新たな発見があったりする。
この本も、オススメ本である。
検視官の話である。
”検視”のみで話が進んでいく。
ミステリだと単なる入り口の”検視”というパートだけでこれだけの深さがでるのかと驚いた。
8編の短編からなっているが、
どれもその事件の前後の人生が垣間見えるようであった。
私は特に、「餞」という作品が好きである。
”托卵”というキーワードがとても悲しくもあり切なくもある。