2009年
角川ホラー文庫
☆☆
いわゆる、怪談ではないが、やっぱりちょっと怖い話が99話ある。
著者が見聞きした話をエッセイ風に書いてある。
1話が2ページほどで短いのだが、
著者の語りが絶妙で面白い。
面白かった話の一つに
子供の頃、皆の注目を浴びたいが為に霊感があると言っていた子が
大人になって霊感商法の詐欺罪で捕まったというもの。
そのほか、
自分はモテすぎて困るからと引きこもる非モテ男の話とか
こういう人、いるんだな~と、
「ふっ」と笑ったり、ぞっとしたり
ただ、下ネタが多いため、大人のための百物語かもしれないww
角川ホラー文庫
☆☆
いわゆる、怪談ではないが、やっぱりちょっと怖い話が99話ある。
著者が見聞きした話をエッセイ風に書いてある。
1話が2ページほどで短いのだが、
著者の語りが絶妙で面白い。
面白かった話の一つに
子供の頃、皆の注目を浴びたいが為に霊感があると言っていた子が
大人になって霊感商法の詐欺罪で捕まったというもの。
そのほか、
自分はモテすぎて困るからと引きこもる非モテ男の話とか
こういう人、いるんだな~と、
「ふっ」と笑ったり、ぞっとしたり
ただ、下ネタが多いため、大人のための百物語かもしれないww
御自身が見聞きした、ということは実話??
「事実は小説より奇なり」は本当ですものね。
ぽちります。
自分の知らない世界(たぶんこれからもかかわらない世界)の話とかがあるので(風俗系)
そうなんだ~って、思いながら読んでました。
この作者へのイメージが思い切り鮮やかになった感があります。
風俗系に詳しいんですね・・・。
きっと生涯足を踏み入れない世界を知ることができました。
風俗で遊んでいるみなさん、いろいろ気をつけて、といいたい。
幼稚園生の事故を他人の夢にのせた話が切なかったです。
まったくわからない世界なので
逆に、そうなんだ~と、思いました。
そしてたしかに、気をつけて!と言いたいですねw
この方の作品が結構すきなのですが、
こういうエッセイ的なものを読むと
なるほど、こういう考え方が作品に反映されているんだな~と、つくづく思いますw
時折、テレビでも見かけます。