2006年
ちくま学芸文庫
☆☆☆
思想と史実から二二六事件を考えるとうのがこの本の特徴。
まずは、
日本のファシズムについての説明があり、
このファシズム運動により、
隊付青年将校vs幕僚将校
の図式が出来上がってきて五・一五へ
さらに、
昭和の軍事エリートの章では
エリート養成システムと
長州閥、九州閥などの派閥間の対立の説明があり、
皇道派と統制派という大きなくくりができあがっていく。
先によんだ
「二・ニ六事件」の本は
兵の証言が主になっていてかなり下層からみた事件であるのに対して
こちらの本では、
軍の構造と時代背景からいかにして、何故二・ニ六事件が起こったのかを
考査している。
感情的にならず、冷静な目で事件を知ることができるほんである。
ちくま学芸文庫
☆☆☆
思想と史実から二二六事件を考えるとうのがこの本の特徴。
まずは、
日本のファシズムについての説明があり、
このファシズム運動により、
隊付青年将校vs幕僚将校
の図式が出来上がってきて五・一五へ
さらに、
昭和の軍事エリートの章では
エリート養成システムと
長州閥、九州閥などの派閥間の対立の説明があり、
皇道派と統制派という大きなくくりができあがっていく。
先によんだ
「二・ニ六事件」の本は
兵の証言が主になっていてかなり下層からみた事件であるのに対して
こちらの本では、
軍の構造と時代背景からいかにして、何故二・ニ六事件が起こったのかを
考査している。
感情的にならず、冷静な目で事件を知ることができるほんである。