2009年
角川書店
☆☆
帝国陸軍内にあるスパイ養成機関である、D機関のスパイたちの活躍を描く第二弾である。
短編5話からなっているが、
圧巻だったのが、
表題になっている「ダブルジョーカー」である。
結城中佐率いるD機関では、陸大や陸軍士官学校を出たものはおらず、
いわゆる”地方人”といわれる帝大や慶応もしくは海外の大学を出た者たちをを訓練する。
それに対し、風戸中佐率いる風機関では、すべて陸軍エリートからの選抜である。
同じ諜報機関は2つも必要ない、どちらかがスペアとなる。
風機関が一気にD機関を追い落としにかかるが・・・・
最後、結城中佐のかっこよさにしびれます。
結城中佐のスパイ時代を描いた「柩」
偶然、起こった列車事件で不審な所持品(スパイ特有の品)を持った死体により
狐狩り(スパイ狩り)のドイツ陸軍中尉ヴォルフは
以前、辛酸をなめさせられた通称”魔術師”というスパイの匂いをかぎつける。
駆け引き勝負の行方は・・・
ダブル・ジョーカー
角川書店
☆☆
帝国陸軍内にあるスパイ養成機関である、D機関のスパイたちの活躍を描く第二弾である。
短編5話からなっているが、
圧巻だったのが、
表題になっている「ダブルジョーカー」である。
結城中佐率いるD機関では、陸大や陸軍士官学校を出たものはおらず、
いわゆる”地方人”といわれる帝大や慶応もしくは海外の大学を出た者たちをを訓練する。
それに対し、風戸中佐率いる風機関では、すべて陸軍エリートからの選抜である。
同じ諜報機関は2つも必要ない、どちらかがスペアとなる。
風機関が一気にD機関を追い落としにかかるが・・・・
最後、結城中佐のかっこよさにしびれます。
結城中佐のスパイ時代を描いた「柩」
偶然、起こった列車事件で不審な所持品(スパイ特有の品)を持った死体により
狐狩り(スパイ狩り)のドイツ陸軍中尉ヴォルフは
以前、辛酸をなめさせられた通称”魔術師”というスパイの匂いをかぎつける。
駆け引き勝負の行方は・・・
ダブル・ジョーカー