ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

カンナ 鎌倉の血陣 高田 崇史

2010年08月31日 | 高田 崇史
2010年
講談社ノベルス
☆☆



なんや、かんや言いながら読んでしまう「カンナ」シリーズであるが、
今回は、舞台が鎌倉ということもありなかなか面白かった。

主人公、鴨志田甲斐は婚約者とともに
鎌倉で行われるお茶会に招かれていくことになる。

そこで、お茶会の主催者とその息子が殺害されるという事件に遭遇するが・・

源氏が三代で絶えた理由の考査と主催者親子の死に関するなぞが解けていく。

QEDシリーズのように、明確に謎解きをするわけではないし、
現在の忍者合戦的なところが、やっぱりいまいち性に合わない・・・・・

しかし、このカンナシリーズのなかでは面白かった。

陰陽師「安倍晴明」超ガイドブック 安倍晴明研究会

2010年08月28日 | 歴史・時代物
1999年
二見書房
☆☆



いい加減、立て続けに同じようなものを読んでいると
新しい発見などがなくなってしまう。

そして、この本ですが
晴明について、かなり丁寧に書かれている。

晴明のエピソードを文献をもとに解説されていて
伝奇的ではなく、それなりの解釈と答えがだされていて面白い。
宇治拾遺物語や今昔物語などをちゃんと読んでみようと思った。

安倍晴明&陰陽師大全

2010年08月12日 | 歴史・時代物
1999年
コーエー



立て続けに晴明物を読んでいると、新しい発見はほとんどないのだが、
この本は、
晴明についての面白いエピソードの紹介と
”占い”についての解説
人相占いや夢占いなどの基礎の基礎を説明しているので、
ここから、ちょっと占いなどをかじるには面白いかもしれない。

半分くらいは
人物データファイルのようになっていて
平安の有名どころの人物事典となっている。

入門の入門として面白い。

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