2009年
角川書店
☆☆
しばらくヘヴィな本がつづいたので、
ほっこりと優しい気持ちになれる一冊で・・・
ある日、さやかは飲み会でほろ酔い気分になって帰宅する途中
行き倒れていた青年イツキを拾うことになる。
翌朝、イツキは朝食を用意してくれて、すっかりその食事に魅せられたさやかから、
行くところが無ければしばらくいてもいいと提案し、
二人の同居生活が始まる。
イツキは野草に詳しく、
出不精だったいつきを休みごとに近所の河原などに連れて行き、
そこでいろいろな野草について話したり、食材となる野草を摘んで
その日の食事にしたりする。
フキノトウやノビル、イタドリやワラビなど季節ごとの野草とともに、
その時の思いでが語られていく。
イツキは、名前以外は何も語らず、さやかもあえて聞かずにいたが
ある日、さやかが仕事から帰ると、部屋からイツキが消えていた。
毎週のように二人で野草を見たり、収穫したりと楽しく過ごしている姿が
とてもすがすがしく、暖かい気持ちになる。
イツキが居なくなるシーンでは、ちょっと切ない気持ちになるが、
最終的には、ステキなハッピーエンドが待っていて
安心して読める、やさしいラブストーリーとでもいいましょうか。
この、野草の料理とラブストーリーが絡んでいるところが、なんとも素敵です。
角川書店
☆☆
しばらくヘヴィな本がつづいたので、
ほっこりと優しい気持ちになれる一冊で・・・
ある日、さやかは飲み会でほろ酔い気分になって帰宅する途中
行き倒れていた青年イツキを拾うことになる。
翌朝、イツキは朝食を用意してくれて、すっかりその食事に魅せられたさやかから、
行くところが無ければしばらくいてもいいと提案し、
二人の同居生活が始まる。
イツキは野草に詳しく、
出不精だったいつきを休みごとに近所の河原などに連れて行き、
そこでいろいろな野草について話したり、食材となる野草を摘んで
その日の食事にしたりする。
フキノトウやノビル、イタドリやワラビなど季節ごとの野草とともに、
その時の思いでが語られていく。
イツキは、名前以外は何も語らず、さやかもあえて聞かずにいたが
ある日、さやかが仕事から帰ると、部屋からイツキが消えていた。
毎週のように二人で野草を見たり、収穫したりと楽しく過ごしている姿が
とてもすがすがしく、暖かい気持ちになる。
イツキが居なくなるシーンでは、ちょっと切ない気持ちになるが、
最終的には、ステキなハッピーエンドが待っていて
安心して読める、やさしいラブストーリーとでもいいましょうか。
この、野草の料理とラブストーリーが絡んでいるところが、なんとも素敵です。