2007年
PHP文庫
☆☆☆
英雄がいて、伝説ができる。
その伝説の影には、”伝説の武器・武具”がある。
漠然と、”剣”と”刀”の違いを感じてはいたが、
両刃なら剣、片刃なら刀と定義してあり、なるほど!と納得である。
”剣”はどちらかというと西洋、
”刀”は日本という感じである。
アーサー王のエクスカリバー、
日本では、天叢雲剣(草薙の剣)などが紹介されている。
この本は、伝説の武器である所以を紹介しているので、読み物としても面白い。
刀では、
源氏に代々伝わる刀に「髭切の太刀」「膝切の太刀」があり、
その二振りの太刀が代が替わり酒呑童子退治の後、髭切は「鬼切丸」になり、
土蜘蛛退治ののち、膝切は「蜘蛛切丸」となる。
さらに、時代が変わって
鬼切丸は「獅子の子」
蜘蛛切丸は「吠丸」
さらに、「獅子の子」は「友切」となり、名が源氏にとって不吉である為、
「髭切」と名がもどり、木曾義仲の手に渡り、さらには源頼朝の手に渡る。
「吠丸」は「薄緑」と名を変え、源義経の手に渡り、
兄弟が髭切、膝切をもって平氏を討ち取ったとうことだそうな。
妖刀「村正」と徳川家の話や
「虎徹」と近藤勇の話、
日本刀といえば「正宗」
刀の章はかなり面白い。
日本以外なら、
関羽の「青龍偃月刀」
武器から、歴史を考えるというのも面白い。
槍の章では
オーディーンのグングニル
ゼウスのトライデント
聖なる槍のロンギヌスの槍
やはり、三国志好きのぶーくんは呂布の「方天画戟」はかっこいい。
日本からは「蜻蛉切」が紹介されているが、
つくづく思うが、”漢字”は美しい。
日本の武器は名前がとても美しいとおもう。
そのほかには、
大好きな封神演義から、太公望の「打神鞭」が紹介されていて、
今一、自分の認識が甘かった事がわかった。
”鞭”といえども、硬鞭で主に鉄でできていてどちらかとうと打撃武器らしい。
この本は、武器についての知識というよりも、
武器にまつわる伝説集のような話で面かった。
PHP文庫
☆☆☆
英雄がいて、伝説ができる。
その伝説の影には、”伝説の武器・武具”がある。
漠然と、”剣”と”刀”の違いを感じてはいたが、
両刃なら剣、片刃なら刀と定義してあり、なるほど!と納得である。
”剣”はどちらかというと西洋、
”刀”は日本という感じである。
アーサー王のエクスカリバー、
日本では、天叢雲剣(草薙の剣)などが紹介されている。
この本は、伝説の武器である所以を紹介しているので、読み物としても面白い。
刀では、
源氏に代々伝わる刀に「髭切の太刀」「膝切の太刀」があり、
その二振りの太刀が代が替わり酒呑童子退治の後、髭切は「鬼切丸」になり、
土蜘蛛退治ののち、膝切は「蜘蛛切丸」となる。
さらに、時代が変わって
鬼切丸は「獅子の子」
蜘蛛切丸は「吠丸」
さらに、「獅子の子」は「友切」となり、名が源氏にとって不吉である為、
「髭切」と名がもどり、木曾義仲の手に渡り、さらには源頼朝の手に渡る。
「吠丸」は「薄緑」と名を変え、源義経の手に渡り、
兄弟が髭切、膝切をもって平氏を討ち取ったとうことだそうな。
妖刀「村正」と徳川家の話や
「虎徹」と近藤勇の話、
日本刀といえば「正宗」
刀の章はかなり面白い。
日本以外なら、
関羽の「青龍偃月刀」
武器から、歴史を考えるというのも面白い。
槍の章では
オーディーンのグングニル
ゼウスのトライデント
聖なる槍のロンギヌスの槍
やはり、三国志好きのぶーくんは呂布の「方天画戟」はかっこいい。
日本からは「蜻蛉切」が紹介されているが、
つくづく思うが、”漢字”は美しい。
日本の武器は名前がとても美しいとおもう。
そのほかには、
大好きな封神演義から、太公望の「打神鞭」が紹介されていて、
今一、自分の認識が甘かった事がわかった。
”鞭”といえども、硬鞭で主に鉄でできていてどちらかとうと打撃武器らしい。
この本は、武器についての知識というよりも、
武器にまつわる伝説集のような話で面かった。