2007年
角川書店
☆☆
この方の作品はかなり癖があるので、万人におすすめとう感じではないが、
わたしは、こういう世界感が好きである。
カソリックの神父、ロベルトと平賀はバチカンの「聖徒の座」に属し
世界中から寄せられる「奇跡の申請」に対して調査をするという職務についている。
ロベルトは古文書の解読家で、平賀は科学者である。
ある日、ニコラス枢機卿から呼び出しを受ける。
カソリック教会の修道女からの申請依頼だった。
その内容は、大天使のお告げで神の子を処女懐妊したというものだった。
調査のために二人はその修道女の居るセントロザリオへ向かったが、
到着した日にそのセントロザリオの神父が何者かに殺害されるという事件が起こる。
この事件を皮切りに、連続殺人、そして涙を流すマリア像の謎、聖痕をもつ少年の謎、
など、
科学的に検証して謎を解いていく、謎を解いていった先には
カソリック教会を隠れ蓑にした壮大な陰謀が隠されていた。
理屈や説明が非常に多い作品なのだが、それに慣れるとなんとも癖になる本です。
ただ、今回は平賀がほとんど一人で解いているので、
もうすこしロベルトに頑張ってほしいところだった。
多分、シャーロックホームズとワトスンという図なのでしょうが、
こちらのワトスンは仕事をしなさすぎカナ(笑)
角川書店
☆☆
この方の作品はかなり癖があるので、万人におすすめとう感じではないが、
わたしは、こういう世界感が好きである。
カソリックの神父、ロベルトと平賀はバチカンの「聖徒の座」に属し
世界中から寄せられる「奇跡の申請」に対して調査をするという職務についている。
ロベルトは古文書の解読家で、平賀は科学者である。
ある日、ニコラス枢機卿から呼び出しを受ける。
カソリック教会の修道女からの申請依頼だった。
その内容は、大天使のお告げで神の子を処女懐妊したというものだった。
調査のために二人はその修道女の居るセントロザリオへ向かったが、
到着した日にそのセントロザリオの神父が何者かに殺害されるという事件が起こる。
この事件を皮切りに、連続殺人、そして涙を流すマリア像の謎、聖痕をもつ少年の謎、
など、
科学的に検証して謎を解いていく、謎を解いていった先には
カソリック教会を隠れ蓑にした壮大な陰謀が隠されていた。
理屈や説明が非常に多い作品なのだが、それに慣れるとなんとも癖になる本です。
ただ、今回は平賀がほとんど一人で解いているので、
もうすこしロベルトに頑張ってほしいところだった。
多分、シャーロックホームズとワトスンという図なのでしょうが、
こちらのワトスンは仕事をしなさすぎカナ(笑)
いかがでしょうか?
題材的には読んでみたくなります。
カトリックの人たちにとってはどうなのでしょうね。まあ、こういう作品はあとからあとから出てくるので、きっと「また出たのね」ぐらいしか思っていないでしょうか?
それとも「本当のことだ・・・」と思ったりしているのでしょうか?
一度聞いてみたいけれど、なかなかきっかけがつかめません。(人にもよりますよね)
あちらはスケールが大きいですからね。
聖書の初心者としては、説明も多いのでわかりやすいです。
あと、信者じゃないから書ける作品でしょうね・・・